矯正歯科治療

噛み合わせの機能を考えた矯正治療

噛み合わせの機能

食物を噛んで細かくする 消化を助け、胃腸の負担を軽くします
体勢の保持 しっかり正しい位置で噛めると、体に無駄な力をかけることがなく全身の筋肉の凝りが軽くなり、身体能力も十分に発揮できるようになります。
顔立ち 歯並びは印象の良し悪しに大きく関わります。
呼吸 気道の広さは顎の成長に左右されます。気道が狭まると体に大きな影響が及びます。
発音 歯並びによって舌の動きが制限されると話しづらくなります。
ストレス発散 多くの人は、睡眠中に無意識に食いしばりや歯ぎしりをしてストレスを発散させています。

歯並び、噛み合わせを正すことで、これらの機能に関わる様々な悩みを解消することができます。

なるべく歯を抜かない矯正治療

矯正治療では見た目の改善を目的として第一小臼歯等の歯を抜いて治療することがありますが、歯を抜き歯列を小さくすると、舌が後退することで気道を圧迫し、いびき・睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくしてしまうリスクがあります。
呼吸の問題は生体に大きな影響を及ぼすことを考え、当院ではなるべく歯を抜かない矯正治療(非抜歯矯正)を行っています。

成人矯正

矯正治療は歯や骨などの歯周組織に問題が無ければ、年齢に関わらずどなたでも受けることができます。 歯並びを整えることで見た目の改善はもちろん、噛み合わせの改善によるアンチエイジング効果も期待できます。

透明マウスピース矯正

透明なマウスピース型の矯正装置で、つけていてもほとんど目立ちません。身体に害がないプラスチック素材を使用しているので、金属アレルギーの方も安心です。
1日22時間程度装着し、1~2週間に一度、新しいものに取り換えながら矯正していきます。 ご自分で取外しができ、お手入れも簡単です。

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ワイヤー矯正

ワイヤーを歯に固定し、歯列を整えていく方法です。(マルチブラケット法)
いろいろな症状に対応でき、矯正力が安定しているため矯正治療ではよく使われます。

小児矯正

お子さまの矯正治療の場合、あごの成長や歯の生え方に合わせ、早期治療から一次、二次治療へと段階を踏んで治療を進めていくことで、自然な咬合誘導が可能です。
早めに治療を始めることで、

  • 成長期のうちにあごの成長を促し歯の並ぶスペースを拡大することで、将来的に抜歯矯正をしなくてすむ
  • お口の悪癖(お口を閉じない・舌を出す・唇を噛む等)を直すため、矯正後の後戻りを抑えられる
  • その後の一次、二次治療の負担を減らし、軽度の不正咬合であれば早期治療の段階で治療を終了できる場合もある

といった多くのメリットがあります。

小児矯正治療の基本的な流れ

それぞれの治療時期・お子さまの症状に合わせて使用する装置をご提案します。
複数の装置を併用して治療を進めることもあります。

トレーナーマウスピース(T4K等)

T4K

口呼吸や舌突出などの筋機能の癖があると、不正咬合や後戻りの原因になります。これを防ぐには、筋機能の癖を直すことが必要です。
これはマウスピースの形をした取外し式の矯正装置で、夜寝ている間と日中合わせて8~12時間以上使用するだけ。あごや歯の発育を正常にし、理想的な噛み合わせに誘導してくれます。

ムーシールド

muh

受け口(下の前歯が上の前歯にかぶさっている・下あごが前に出ている状態)の治療に使う装置です。
3歳から使用できますので、なるべく早くから治療することで受け口の重篤化を防ぐことができます。
トレーナーマウスピースと同様の取外し式で、夜寝ている間と日中合わせて8~12時間以上使用するだけで、舌の正しいポジションを覚え、筋機能の癖を直して受け口を改善します。

床矯正

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床矯正の装置には特殊なネジが組み込まれていて、そのネジを少しずつ回すことで床(プラスチックでできたピンク色の部分)を拡げ、あごを押し広げるようにして成長を促すことで歯の並ぶスペースを作ります。 入れ歯のように取り外しができるので、お食事や歯磨き、運動をする時などに邪魔になりません。

透明マウスピース矯正(インビザライン・ティーン)

成人矯正のインビザラインとほぼ同様のものですが、お子さまが使用することを考え、歯の交換期を想定したマウスピースの設計や、特殊なインジケーターによりおおよその装着時間が目に見えるようにするなどの工夫がされています。
どうしても目立ちにくい装置で矯正したい場合におすすめです。

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顎顔面口腔育成治療(ランパ・バイオブロック療法)

この治療法は、お口の中に装着した装置とヘッドギアをゴムで繋ぎ、上あご全体を上前方へとけん引するRAMPA(ランパ)装置と、バイオブロック療法を併せたもので、従来の矯正治療ではできなかった骨格性の不正咬合が改善できます。

骨格性の不正咬合はあごとその周囲の骨の歪み・過成長・劣成長などが原因ですから、歯を動かすだけでは十分に治らず、従来の矯正治療では外科手術を行うしかありませんでした。
しかし、このランパ・バイオブロック療法では原因となる骨格に働きかけ、正しい位置へと誘導するため、外科手術のリスクを負うことなく不正咬合を改善できます。

顎顔面口腔育成治療(ランパ・バイオブロック療法)
RAMPAヘッドギア 装着イメージ

<RAMPAヘッドギア 装着イメージ>
就寝時、その他のお時間を使って1日およそ12時間使用します。

                      

また、上あご・下あご周囲の骨格の改善により、鼻疾患、気道の閉塞疾患の改善も多く報告されている治療法です。
お子さまの慢性鼻炎・副鼻腔炎、イビキ・無呼吸、ぜんそく、アトピーなどの慢性疾患にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

RAMPA口腔内装置例 RAMPA口腔内装置例

<RAMPA口腔内装置例>
取り外しのできる装置とできない装置があります。様々なタイプの装置を使い治療を進めていきます。