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障害者白書に歯科医療サービスが追加されました

こんにちは、スタッフの後藤です。

年にいちど政府が障害者のために講じた施策の概況について取りまとめている

障害者白書」の令和元年版が、6月21日より内閣府のWEBサイトで公表されました。

この白書のうち「第3章 日々の暮らしの基盤づくり・第2節 保健・医療施策」内に

医療サービスの充実の段落(P139)口腔の健康づくりの項目が、そして

「専門職種の養成」の段落(P148)歯科医師という項目が追加されていました。

昨年度の障害者白書には歯科医療についての記述は入っていなかった項目です。

この中から「口腔の健康づくり」を抜粋しますと、生涯を通じた歯科保健医療の

充実の重要性と、障害者支援施設および障害児入所施設での定期的な歯科検診

実施率の増加を目標に掲げていること。

そのなかで「8020運動・口腔保健推進事業」では口腔の健康の保持・増進を

図ることを目的に、定期的に歯科医療を受けることが困難な障害のある方に

対しての歯科医療サービスの提供および、施設の職員スタッフに対する

口腔ケアや予防の指導支援を都道府県が実施することが記述されています。

 

また歯科医師に関しての項目では、障害をもった方のおかれている状況に応じた

歯科医療が行えるよう、資質向上の対策を講じています。そのうえで

「8020運動・口腔保健推進事業」では口腔の健康の保持・増進を図ることを

目的として、都道府県が実施する障害の状況に応じた知識や技術を有する

歯科専門職を育成するための研修などの支援を行っている、といった内容が

盛り込まれていました。

実際の記述内容を含めた保健・医療施策についての全文をご覧いただく場合は

内閣府が公開しているPDFファイルをご確認ください。(※別ウインドウで開きます。)

ちなみに「8020運動・口腔保健推進事業」で掲げられている

8020(ハチマルニイマル)運動とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」

というスローガンで厚生労働省(当時は厚生省)と日本歯科医師会が推進して

行っている啓発運動です。

年齢や障害の有無など関係なく、いつまでも自分の歯でおいしく楽しく食べる

喜びを味わえたら、大袈裟な言い方かもしれませんが人生が豊かになりますよね!

そのために私たちビバ歯科スタッフも、より良い歯科医療サービスを提供できるよう

切磋琢磨していきたいと思います。

 

東船橋のビバ歯科・矯正小児歯科 TEL.017-421-0118