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最後に歯医者さんに行った日、いつですか?

こんにちは!

千葉県船橋市東船橋駅から徒歩30秒にあるビバ歯科・矯正小児歯科の武林です。

 

ここ最近ご来院のみなさんはすでにお気づきかと思いますが、実は今ビバ歯科内に『カボチャ』が大量発生しています。

「え?ついに関本先生は農家も始めたの?手先器用だしね~」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、院長は生涯現役&歯科医師一筋のため、そんなことはありません(笑)

 

では『カボチャって・・・?』。

 

ヒントは10月31日です。何の日でしょうか?

 

そうですね!!この日は『ハロウィン』です!

 

ということで、ここ最近院長自らハロウィングッズを大量に仕入れてきており、おかげでビバ歯科中がカボチャの山になっているのです。時期になると街中でもジャック・オー・ランタンと呼ばれるカボチャ型の提灯がいたるところに飾られていますよね。当院も今まさにその真っ只中です。玄関からはじまり、下駄箱、待合室、処置室、窓、壁などなどいたるところに“お化け“が隠れています。ご来院の際にはぜひ見つけてみてくださいね。

 

 

最後に歯医者に行ったのはいつですか?

ところで、みなさん「健康診断」はうけていますか?新年度のはじまりということで春先に学校や勤務先でうけた方も多いことと思います。ビバ歯科・矯正小児歯科のスタッフも年に1度必ず健康診断をうけており、毎年秋にうけているスタッフはそろそろとなりました。実はブログの主も来月に控えているため、残り1ヶ月となった今は食事や睡眠にちょっと気をつかっています。もちろん健康は日々の生活習慣の積み重ねですから一朝一夕にして成るものではないのは重々わかっているのですが、なんとなく毎年もがいてしまうのです。

 

ちなみにみなさんが受ける健康診断の中には歯科検診の項目はありますか?小学校や中学校では健康診断の他に別途歯科検診がおこなわれると思いますが、勤務先での健康診断では歯科検診の項目がないことがほとんどではないでしょうか。そうすると、よっぽどご自身で意識して歯医者さんに行かない限り、お口の中そして歯は無法地帯ということになります。これってすごく怖いことなんです。なぜなら、『お口の中の健康は、全身の健康と密接につながっているから』です。当院のブログ内でも繰り返し訴えていることですが、本当にそうなんです。

 

特に新型コロナウイルスの感染拡大以降は、「感染を避けるために歯科治療に行かない」、もしくは「勝手に治療を中断してしまう」例も多くあるようです。千葉県も現在緊急事態宣言下にあるため受診を控えたいというお気持ちは凄くわかります。実際に、今年5月にサンスターが実施したアンケートによるとコロナを理由に歯科医院への通院頻度が減ったという結果が顕著でした。

 

 

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「新型コロナウイルスの流行による生活習慣の変化に関する調査」(男女1000人を対象)

⇒(概要)歯科医院への通院頻度は全体平均で21%減少。特に、40~60代女性の減少が目立ち、それぞれ30%、27%、31%の減少。また、通院頻度減少の理由として最も多いのは『新型コロナウイルスの感染リスクを避けたいから』が45%、次いで『歯や歯ぐきなど口の検査は急ぎではないので、新型コロナウイルスの流行が落ち着いてから行こうと思ったから』が29%。

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しかし、歯科の受診というのは『不要不急』では決してないんですよ。治療の途中や何か症状がある状態のまま治療を延期してしまった場合、さらにお口の中の状況が悪くなり、ゆくゆくは全身の健康に影響を及ぼしかねません。

 

例えば歯周病を例に考えてみましょう。

 

歯周病とは歯垢(=プラーク)が歯と歯ぐきの間にたまり炎症が起こる病気です。歯垢はみなさんも自分のお口の中で見たことがありませんか?歯に付着している乳白色のネバネバしたもので、あの正体は歯周病菌などの細菌が大量に生息しているものなのです。少し汚い話かもしれませんが、台所やお風呂場の排水溝でネバネバを見たことがありませんか?あれと同じだと考えてください。怖い…ですよね(泣)

歯周病になった歯は特徴的で、「歯ぐきが下がり気味」、「歯と歯の間に大きな隙間がある」など健康な人の歯と比べると歯垢が溜まりやすい形状になっています。その上、こういった場所は患者さんご自身の歯磨きだけでは届きづらく自力で取り除くことが難しいのです。だからこそ歯科医院での診察が重要になってくるわけですが、先述の通り歯科医院に行くことを避けているため、気が付かない間に少しずつ、でも確実に歯周病が進行してしまいます。歯周病の末期は『歯が抜け落ちる』ということですからこれももちろん怖いのですが、一番やっかいなのは自覚症状がほとんどないまま病気が進行する点であるとおもいます。

 

しかし、もし歯科医院に定期的に通院していたらどうでしょうか。

間違いなく歯科医師、歯科衛生士があなたのお口の中のSOSを見つけてくれます。そして正しい治療を提案してくれるでしょう。歯周病の治療では患者さんご自身では取り切れない歯垢や歯石(歯垢が石灰化したもの)を歯科専用の器具で徹底的に除去します。また歯と歯肉の間にできた深い溝の部分、いわゆる歯周ポケットの奥に溜まった歯垢をかき出す治療もあります。ただ歯周ポケットが深い=炎症がひどいため、歯垢・歯石除去の際には強い痛みを伴う場合もあります。もちろん麻酔も使用しますが、こちらも早期発見、早期治療をすればそれほどツライ治療ではありません。

 

 

なお、以下は歯周病を悪化させる原因になりますので注意が必要です。

 

  • 喫煙をする方
  • 糖尿病を患っている方
  • 過度なストレスがある方
  • 唾液の分泌量が少ない方

 

 

 

特に最後に書いた唾液の分泌量については、みなさん注意が必要です。なぜなら現在は新型コロナウイルスの感染対策のため常に“マスク”をしているからです。マスクをするとお口をあまり動かさなくなり、お口の中が乾燥しがちになります。つまり唾液の分泌量が減少するのです。唾液にはもともと“自浄作用”といって歯の表面や歯の間に付着した食べカスや歯垢を洗い流す作用があります。しかし唾液の分泌量が減ってしまうとこの自浄作用が働きにくくなるため、歯周病菌などの細菌が増殖・繁殖しやすくなってしまうのです。とは言え、マスクを外して外出するわけにはいきませんから、唾液の分泌を促すために、唾液腺マッサージやガムを噛むなど一工夫することをお勧めします。

 

歯科医療機関での徹底された感染予防

歯科業界、そしてビバ歯科においては、コロナ以前より感染予防対策は徹底しております。診療スタッフのマスク、グローブ、フェイスシールドの着用をはじめ、ドリルやピンセットなど患者さんの治療に使う器具はその都度滅菌処理をしています。ちなみに当院ではお写真のようなオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を使用しています。滅菌直後にドアを開けると高圧の蒸気が噴出して少し危険なくらいです。

その他にも治療中の水、唾液などの飛沫を吸引するためにバキュームをお口の中に入れています。歯医者さんが処置をしている間に歯科助手のお姉さんがよく構えていますよね、アレです!更に当院では口腔外バキュームも併用しています。これはお顔に近づけた状態で使用し、お口の中のバキュームだけでは吸引しきれなかった飛沫をキャッチする器具です。このように、当院はじめ歯科医院では常に感染予防対策には余念がありません。ぜひ安心して歯科医院にご通院いただければうれしいです。

 

最後に…

ビバ歯科では3~4ヶ月に一度の定期検診を推奨しています。そして多くの患者さんが定期検診の度に次回のご予約をとっていかれます。しかも、長く通われている方ですと、私たちスタッフがお声掛けする前に「次回は●月だよね、いつなら空いているかな?」と先に聞いて下さるんです。それほど定期検診というのが定着し、当院に通われる患者さん方の健康意識が高いということですね。とても嬉しく思います。

また当院では定期検診が近付くとリマインドを兼ねて、お写真のようなハガキを送らせて頂いております。毎月その季節にちなんだデザインですのでぜひこちらも楽しみにしていただけたらとおもいます。今月末には10月にご予約の方へ、ハロウィンをテーマにしたハガキをお送りしますのでぜひお楽しみにしてくださいね!