院長ブログ」カテゴリーアーカイブ

さてと困りました。

さてと困りました。
分院時代からなので、かれこれ14~15年ぐらいのお付き合いになる患者さんからのご相談です。
お母様とお子様が、通院していらっしゃいます。
お母様は、先日、2回目のインプラントの手術をお受けになりました。お疲れ様でした。
出会った頃は、お子様はまだ、幼稚園の頃だったと思います。今ではりっばな体格の高校生になっています。
そのお子が、僕のブログを読んで、「先生は甘い物好きだから、歯医者の先生が甘いものを食べているのだから、ボクも甘いものを食べてもいいんだ。」と言って、当院の帰りにコンビニに寄って、お菓子を買って帰えって来るので困っているとのご相談です。
残念なことに、その子には、それなりにむし歯があります。
さてと困りました。
僕が甘いものが好きなのは、本当です。だから中年になってから、このように太ってしまいました。若い頃は、もっとスマートでした。ちゃんと証人もいます。
甘いものだけでなく、ほとんどの食べ物が大好きです。僕が食べられないのは、インゲンと松茸だけです。あとは、何でも残さず食べられます。と言うより、食べ物を残すのが大嫌いです。
インゲンだけは、どうしても食べられません。あの味だけは、許せません。1億円いただけるのだったら食べてもいいかもしれません。イヤ、1万円ぐらいでも食べるかもしれません。
松茸は嫌いなのではなくて、アレルギーが出るからです。食べてから15分ぐらいで、蕁麻疹が出て、鼻炎の症状が出て、最後は気道に浮腫が出て喘息様の呼吸困難になります。典型的なアナフィラキシー型ショックに陥ります。
知らずに食べた料理に松茸が入っていて、アレルギーが出現して、救急車のお世話に乗ったことがあります。救急車に乗ったのは、あの時1度だけです。
友達から安上がりなヤツだと言われています。
インゲンと松茸以外の食べ物のほとんどは、僕の好物です。ただの食いしん坊だと表現する人もいます。だからグルメではありません。星が付いたレストランで食事をしたいとは、露ほども思いません。
その好物の中に「甘いもの」が入っているに過ぎません。
お酒も、少しばかり飲みます。
僕はあまり賢くはありませんが、馬鹿でもありません。いつも甘いものばかり食べていたらどうなってしまうか、少しばかり知っています。
そこで、1日のうちで僕が甘いものを食べるのは、夕食後のデザートの時だけです。そのときだけ、人より少し多めに甘いものを食べます。
しばらくしたら、歯みがきタイムが待っています。そのあとに口さみしくなったら、家には売るほどあるキシリトールガムを噛みます。今も、ガムを噛みながらタイプしています。
分かったかな?k.A君。

L(エル)

昨日の日曜日、久しぶりのに息子と二人で出かけました。

僕の場合、日曜日などは勉強会などに出かけてしまうことが多いのですが、久しぶりにスケジュールが空いていたので、息子が見たいといっていた「エル」という映画を見ました。

少し前に流行った「デス・ノート」の続編だそうです。

「デス・ノート」は、だいたいのことは知っていますが、詳細は知りません。

キラのライバルのエルが主人公でした。キラが逝ったあと、残された時間をエルがどのように過ごしたかが、テーマのようでした。

細菌兵器の話で、最近、パンデミックが懸念されている鳥インフルエンザが身近な恐怖として存在するので、絵空事とは思えません。

映画では、感染力の高いインフルエンザウィルスと致死率の高いエボラ出血熱ウィルスを掛け合わせた微生物が想定されていましたが、鳥インフルエンザも極め
て致死率が高く、鳥や航空機により1週程度で、世界各地に拡散するとシュミレーションされていることから、とてもタイムリーな話題だといえます。

千葉県は成田空港を抱えいているので、防疫上とても重要な拠点といえるでしょう。以前、幕張メッセなどか、病原性と感染性の高い感染症が集団発症した場合
の収容拠点として想定されているという話を聴いたことがあります。当家から車で15分程度と近く、果たしていいのか悪いのか?

当然、自分が感染することも可能性として考えておかなくてはなりませんし。

歯科医院も様々な方たちが交錯する場であるので、本当に感染予防に心を砕かなくてはと、映画の主題と少しズレた教訓を得て帰ってきました。

そういえば、来る3月16日(日)に、市川市歯科医師会では、60周年記念学術講演会&医療管理講演会を計画しています。その会場で、僕も「歯科臨床における感染対策」の演題で、ポスター発表をする予定です。一般の方にも公開していますので、どうぞご参加下さい。

会場は市川市グリーンスタジオです。ニッケ・コルトンプラザの前にある会場です。

時間はお昼の12:45スタートです。

多くの人に集まっていただきたいので、この件は、今後、このページで広報して行こうと思います。

何から何まで、なにやらタイムリーな感じですね。

魚釣りの新年会

16日土曜日は、医療法人社団 聖祥会の新年会でした。ビバ歯科・矯正小児歯科とビバファミリー歯科・矯正歯科のスタッフが一同に集まり、宴会をしました。

もともと昨年、忘年会を予定していたのが、僕がノロ・ウィルスにかかって体調を崩してしまったため忘年会が流れてしまったので、新年会にずれ込んだだけだったのですが。

新年会といっても、もう2月も中旬になり、あまり新年会という感じではなかったのですが、これもまた、スケジュール調整をしていくと、この日になってしまいました。

会場は、亀戸にある釣った魚を料理してくれるというお店ざうお にしました。友人に教えてもらって、面白そうだったのでそこにしました。

東船橋からは、電車で20分くらい行かなければならなかったのですが。行ってみて、正解でした。スタッフと一緒に、色々な魚を釣って、大いに盛り上がりました。真鯛やヒラメやアジから、イセエビまで。皆で、ワイワイ、キャーキャー言いながら釣りの疑似体験をしました。

僕は、イセエビを2尾釣りましたが、なかなか引っかからないので、最後は、網と手づかみでゲットしました。スタッフからは、「院長!反則です。」と、お叱りの言葉をいただきながらでしたが、最後は、みんなおいしそうに食べていました。

釣った魚を好みの調理法で料理してくれるので、お造りでも、塩焼きでも、から揚げでも、なんでもOKです。

みんな、大いに食べて、飲んで、そして、笑いまくりました。

本当に楽しかった。(僕だけかな?)

魚釣りの新年会

更に、スタッフ3名と、田中先生と僕とで、2次会のカラオケに行きました。
しかし、僕以外の4名の、歌の上手いこと上手いこと。本当に驚きました!しかも、ほとんど僕が知らない歌ばかりでした。

僕の頭の中では、カラオケ曲の更新が起こっていないので、(ブログと一緒ですね) 郷ひろみやユーミンの荒井由美時代の古い歌ぐらいしか、カラオケで歌えません。しかも、ド下手です。

さぞ、聴かされるスタッフ達も、苦痛だったでしょう。
それをうすうす感じながらも、僕の大好きな沖縄の曲「涙そうそう」と「安里屋ユンタ」(アサドヤユンタと言います。)も、しっかり歌ってきました。

「安里屋ユンタ」は、坂本龍一のアレンジバージョンです。
いや、本当によく酔いました。

次の日が、日曜日で良かった。

今夜も午前様

今夜は、歯科医師会の友人、U先生のご尊父様の御通夜がありました。

永らく病床に附しておられたとお聞きしていたので、訃報をいただいた時には突然という感じはしませんでしたが、それでも、お父様を亡くされたU先生の悲しみはいかばかりかと思いました。

僕も、診療を早めに切り上げて、参列世さていただきました。

市川市でも名家のお家柄で、歯科大学の名誉教授であられたご尊父様とあって、盛大な御通夜でした。

歯科医師会の中でも才色兼備で名高いU先生が、涙に暮れているお姿を拝見するのは、胸を打たれる思いでした。

この場で、再度、ご尊父様の御冥福をお祈りするとともに、彼女が、お元気になられることを願っています。

会場で、親友のT先生と一緒になりました。久しぶりだったので、一緒に食事でもしたかったのですが、僕はその後に学術委員会が控えていたので、短時間ですがドルチアというケーキ屋さんで、近況などを話しました。

最近は、もっぱら子供の話が中心になりますが。

彼と別れた後、学術委員会に合流して、ここには書ききれないほどの議題で盛り上がった後、いつものように飲み会でした。

最近は、決まって焼き鳥の「富吉」です。

気が付いたら、日付が替わっていて、またもや午前様になってしまいました。
僕は、どうも基本的には飲み会が好きなようで、ついついお付き合いしてしまいます。

実は、翌日も、自分の医院、聖祥会の新年会?が控えているというのにです。

こんな、生活習慣から体調を崩していくのですよね。自重しよう。(と思い続けて、何十年)

バレンタイン・デー

今日は、バレンタイン・デーでしたね。

生まれてこの方、もてたことの無い僕には、あまりふさわしくない日ですが。

でも、今年も無事、チョコレートを頂くことができました。

本院のビハ歯科・矯正小児歯科 と、分院のビバ・ファミリー歯科・矯正歯科 のそれぞれのスタッフ一同から一つずつ、そして、業者の方から一つ、 更に、妻からタカノのプリンとゴディバのチョコレート、しめて5つほどいただきました。

あ~よかった。

それにしても業者の方も、スタッフ達も、同じように義理チョコで、ご苦労をお掛けしてすみませんでした。でも、僕は、内心では、かなり喜んでいます。本当にありがとうございます。

この喜びは、ホワイトデーに、気持ちでお返ししたいと思います。

期待していてください。

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さて、今日は、更にうれしいことが。

通院している患者さんのK様が、当院のスタッフ達のために、手作りのお雛様飾りを作って下さいました。

とても、きれいです。細かいディティールまで、かなり凝っていて、ついつい見とれてしまいます。

手作りのお雛様飾り

今日は、本当に、二重にうれしいバレンタイン・デーでした。

こんな日だったら、1年に何回有ってもいいですよね。

久しぶりの登場

すっかりブログをサボってしまいました。

サボり癖が就いてしまったので、このままではいけないと思い、かなりの深夜ですが、久しぶりに更新します。

今夜も、帰宅が午前1時近くでした。このような生活習慣だから、更新が億劫になってしまうのだろうと思います。

今夜は、千葉保険医協会の時局勉強会でした。

医師会や歯科医師会は、比較的、社会にも認知された団体だと思いますが、医療界には、もう一つ保険医協会という団体があります。あまり知られていないかもしれませんが。

医師会や歯科医師会が、それぞれ医師・歯科医師の団体なのに対して、保険医協会は文字通り保険医の協会なので、医師と歯科医師が参加できる団体です。

かなりしっかりとした団体で、会員の福祉共催制度や医療制度についての情勢分析等に、極めて優れた機能を持つ組織です。

僕なども、この組織の提供する情報で、目から鱗の落ちる思いをした事も、1度や2度ではありません。

今夜の会合も、そのような集まりでした。

講師のU先生は、保険制度や医療行政の分析に長けたお方で、なるほどと思わせる内容の、本当に充実した会でした。

ここでは、詳細は述べませんが、来年度の保険改定に合わせて、歯科医師のワーキングプアーの問題から、指導監査の問題点、医科と歯科の格差の問題など、実に示唆に富むお話を伺って来ました。

司馬遼太郎の随筆が生んだ「この国のかたち」という言葉がありますが、この先、「この国の医療のかたち」は、本当にどうなってしまうのだろうかと、暗澹たる気持ちになって帰ってきました。

本当にどうしたものだろうか———–

明けましておめでとうございます。

皆さん、明けましておめでとうございます。

今年、初めてのブログになります。本年もよろしくお願いいたします。

昨日の12月31日(月)は、久しぶりの市川市休日急病歯科診療所 の執務でした。

歯科医師会に入会したての頃は、年末の執務が良く回ってきました。とは言っても、2~3回ぐらいのことですが。

まだ若かったですし、新参者なので、年長者や先輩の先生方を立てるという意味も含めて、当然の義務としてお引き受けしていました。

そのうち、年末に声もかからなくなったので、通常の日曜日や祭日に、輪番が回ってくると執務していました。

今回の年末の執務は、実に15~16年ぶりです。今年は、子供の都合で何処にも出かけられないので、私としても好都合でした。

普段の休日は、歯科医師1名と市川市の歯科衛生士1名、受付1名程度で執務するのですが、年末・年始は、例年、混むことが分かっているので、歯科医師3名、歯科衛生士3名、受付2名で対応する体制になっています。

私以外の2名の先生は、1名は、前・歯科医師会会長、もう1名は、私よりも少し年長の先生でした。

50歳を過ぎても、まだ最年少?でした。

まだ体調は完全には復活していませんでしたが、他の先生方にご迷惑をお掛けしないように、気合を入れて頑張りました。

歯科医師会の高齢化が、垣間見えますね!

とは言え、昨年は30代の先生方が、十数名、入会して来られたので、平均年齢はかなり若返るはずですが。

年末には、実に、様々な方が来院してこられます。

軽症のものでは、詰め物や被せ物の取れたケースや、急性のものでは、歯の根の先が腫れて傷んでいるものなど、本当に様々です。

その中に、ベットの角に歯をぶつけて来院した2歳のお子さんがいました。口腔内を見ると右の前歯が、打撲で歯肉に埋入(圧下)していました。

埋入(圧下)の場合、放置していても元のように萌出してくるという文献もあったように思います。

しかし、一方で、ビハ歯科・矯正小児歯科に初診で来院されたお子さんの中で、外傷後、放置してしまったために、歯の位置が不正になったままになっているお子さんを何人か拝見したことがあったので、今回は、麻酔をして外科的な挺出を試みました。

 お子さんも泣きながらですが、とても頑張ってくれて、さらにお母さんも、そして私についてくれた市の歯科衛生士も、本当に協力してくれて、なんとか、もとあった付近まで歯を引き上げて、接着剤で固定することができました。

後日、治癒後に主治医の方に、その固定を外していただくようにお話して終わりました。

なんだか、非力な私でも、少し役に立てたような気がしました。

話が少しそれますが、皆さんは歯科医師会には開業歯科医師の全員が入っていると思っておられますか?

ご返事は、人それぞれだとは思いますが、実は、全ての歯科開業医が、歯科医師会に入会しているわけではないのです。

2年前の献金問題などにより、世間の歯科医師会に対するイメージは、決して芳しいものではないかも知れません。

しかし、自分への評価は控えるとしても、私の周囲の会内の友人・知人は、勤勉で真面目な方たちがほとんどです。そのような末端の歯科医師会会員が、このような休日診療や1歳6ヶ月児健診、3歳児健診などの各種健診事業、学校歯科医などの公益事業を下支えしています。

そのようなことも、世間の方に、少し、知っていただけたらと思っています。

第19回コラム 本当に歌って踊れる歯医者。

今日は、ホテルグリーンタワ幕張 http://www.greentower.co.jp/ で、橋本弘幸先生のコンサートがありました。

彼は、私が千葉県歯科医師会の生涯研修委員をやっていた頃からの友人で、習志野市で開業している歯科医です。初対面の時に「歌って踊れる歯医者を目指して
います。」と言っていたのを、最初は冗談で言っているのかと思っていたのですが、しばらく付き合っていると、それが本気なのだと気付きました。

彼は診療の合間(昼休みなどを利用して)に、ダンスや歌のレッスンを続けているそうです。趣味程度の嗜みなら世間にはざらにある話だと思いますが、彼のそ
れはそのレベルではないのです。ほとんどプロ級です。と言うかもうプロになっています。何年か前に、「オレンジの雪」というCDも出しました。

私も確かいただいたと思うので、持っています。何処にしまったか憶えていないのですが、捨ててはいません。そのタイトル名にもなっている「オレンジの雪」
という曲は、最近、ついにカラオケに載ったそうです。作品ナンバー295141だそうです。もし、これを読んでいる方で、カラオケに行く機会があったら、
調べてみて下さい。人事ながら、とてもうれしいです。

本当に歌って踊れる歯医者そんな橋本先生は、年1回、親しい人を招いて、コンサートを開きます。私は、ここ2回ばかり用事が重なって行けなかったのですが、今年は都合がついたので、久しぶりに顔を出してみました。
彼の歌唱力には、さらに磨きがかかって、本当に素晴らしいコンサートでした。特に「千の風になって」やアンコール曲の「誰も寝てはならぬ」などは、声量に富み、オペラ歌手さながらでした。
よくよく精進されたのでしょうね。今、彼は歯科医師会では生涯研修委員会の副委員長を務めていますし、他にも様々な役職に就いておられるので、どのようにして時間を作っているのだろうかと、人事ながら心配になります。

ついでに宣伝しておきますが、千葉県歯科医師会には「Gogo8020」というテーマソングがあります。歯科医師会が進める「8020運動」を、親しみや
すくするための楽曲です。そのボーカルも彼です。ホームページからでもダウンロードできますので、ご興味がありましたら、是非、千葉県歯科医師会のホーム
ページをたずねてみて下さい。 http://www.cda.or.jp/main/
歯を大切にする生活習慣も、大切にね!

ますます、橋本先生が活躍することを祈っています。

ビバ・デンタル 代表  関本浩貴

第18回コラム 保険医協会市川・浦安支部役員会

私は、一応、千葉県保険医協会の市川・浦安支部の役員をやっています。とはいってもあまり役にはたっていないのですが、とりあえず学術担当をやっています。

今日は午後から、分院ビバ・ファミリー歯科・矯正歯科で診療していたので、それが終了後、役員会に行きました。会場は鮒忠の市川店です。保険医協会の委員会は、いつもここと決まっています。皆が車で集まりやすいからです。

今の支部長は、村岡秀明先生です。一般の方には分からないと思いますが、歯科医師の世界ではとても高名な方です。総義歯(総入れ歯のこと)では、国内で間違いなく5本の指に入ると思います。そのため、いつも全国を講演のために飛び回っています。

私は、総義歯のほとんどのことは、この先生から学びました。いわば、私が世の歯科医師が作る総義歯の平均以上のものが作れるようになったのは、この先生のお陰だと思います。多分に主観的な評価ですが。

もし、東船橋地区で入れ歯でお悩みの方がいらしたら、是非、私に貴方の入れ歯を作らせて下さい。誠心誠意、対応したいと思っています。

変な宣伝めいたことは、この位にしておきます。

さて、委員会は、11月の学術研究会、2月の時局勉強会、3月の社会保険研究会などのスケジュールを決めて、参会となりました。車なので、お酒は一切なしです。健康的だな。

時計を見たら、まだ、21:30委員会にしては、早い終了です。

その後、U先生を自宅までお送りして、帰宅しました。

ビバ・デンタル 代表  関本浩貴

第17回コラム いよいよ世界標準の口腔癌検査がスタートします。

今夜も20:00から、市川総合病院で委員会がありました。第8回のコラムで、「口腔癌個別検診委員会」という仮称でご報告した委員会です。

今回から正式に委員会名が決まりました。Oral Cancer Detected System in Ichikawa city Network(OCDSIN)という長い名称ですが、日本名にすると口腔癌早期発見システムネットワーク会議となります。

今回の委員会では、市川総合病院の皆様に新しい口腔癌検査の紹介やデモをしていただきました。これにより、今後は我々の一般歯科診療所でも、かなり精度の高い口腔癌検査が出来るようになります。

医療法人社団 聖祥会のビバ歯科・矯正小児歯科とビバ・ファミリー歯科・矯正歯科では、この方法をいち早く導入し、両医院で精度の高い口腔癌検診が可能になりました。

今回のコラムでは、このシステムについてご紹介しましょう。

お口の中にデキモノや治りにくい口内炎がある方には、是非、受診をお勧めします。

I.この新しい口腔癌検診は、どのようなものなのでしょうか?

1. イテック社が開発したThin Prep液状細胞診システムで、まだ日本国内では新しく、始まったばかりの口腔癌検査システムです。日本ではオリンパス社が取り扱っています。
2. これまでの細胞検査システムに比較して高品質で高精度の検査が可能になります。
3. 1回の細胞採取で多数のサンプルを作ることが出来るため、患者様から何度も細胞を採取する必要が極めて少なくなり、患者様の負担がとても少なくなります。
4. 多数のサンプル作成が出来ることにより、形態学的検査だけでなく、免疫細胞化学や分子生物学などの様々な分析・解析に活用することにより、多くの検査情報が得られることになります。
5. 従来の方法に比較して検体の長期保存が出来るため(約6週間)、再検査や他の検査の組み合わせにより、より制度の高い分析が可能になります。

II.この口腔癌検検査の流れ

1.検体採取

患者様のお口の中の病変部から、細胞を採取します。この時、表面麻酔をしますので、痛みはほとんどありません。 細胞の採取には、きれいな歯間ブラシを使います。

検体採取

2.細胞採取

採取した細胞をバイアルの溶液の中に溶かします。この状態で、市川総合病院の臨床検査科に送ります。

検体を入れるバイアル 検体を入れるバイアルです。

細胞採取細胞採取

3.標本作成
市川総合病院臨床検査科では、送られてきた検体を検査器械にかけるなどして、検査のためのサンプルを作成します。

検査機械検査機械です。
 
  

4.顕微鏡検査
市川総合病院臨床検査科では、さらに出来上がったサンプルを、顕微鏡などを用いて検査します。

顕微鏡検査
5.検査結果

約1週間程度で、市川総合病院から検査結果が当院に送られてきます。当院にては、検査結果を患者様にお伝えいたします。

6.その後の対応

検査結果によりその後の対応は分かれます。
もし、口腔癌が疑わしい時には、さらに詳しい検査や治療などを市川総合病院などの高次医療機関で受けていただ けるように手配いたします。また、あまり心配する必要のない疾患の時には、診療所での治療を受けていただくことになります。

III.患者さんの負担は?

1. 当院を受診し、お口の中から細胞を取らせていただくだけの検査です。表面麻酔を使いますので、ほとんど痛くありません。
2. 約1週間後に、検査結果が分かります。その時も、当院にご来院下さい。
3. この検査は保険診療が適応されます。3割負担の場合の窓口負担金は、約千数百円程度です。

ビバ・デンタル 代表  関本浩貴