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大人の歯列矯正

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

コロナ禍で生活スタイルが一変して1年以上経ちましたが、この期間で大きく変わったことのひとつに、小児以外の歯列矯正を始める方が増えたことが挙げられます。

 

意外でしょうか?

「歯医者さんは新型コロナウイルスの感染リスク高そうで出来れば行きたくないなぁ。」と強く思う方がいる一方で、コロナ禍による生活の変化が歯列矯正を始めるキッカケになった方も増加していて、昨年末にEPARK歯科を運営しているエンパワーヘルスケア株式会社が行った調査では、2020年3月~10月までの「歯列矯正」の平均月間予約数が前年比120%と発表がありました。この需要の拡大の流れは今年も継続しています。

ご自身の歯並びに悩んでいた方にとっては、マスク着用が習慣化したことにより歯列矯正装置をつけた口元が隠せることや、リモートワーク勤務の普及により治療時間を確保しやすくなっていること・スキマ時間を作りやすくなったことなどが歯列矯正を始める大きなキッカケになっているのかもしれませんね。

 

歯列矯正は何歳になっても可能

乳歯から始める小児矯正とは異なり、大人になって自分の意志で歯列矯正の治療に踏み出す一歩は、大袈裟ではなく今後の人生においてとても大きな一歩になると考えています。

と言いますのも、矯正は自分の治療に対する意志、数年単位の治療に費やす時間、保険外治療となるため安価とは言い難い治療費、そして矯正治療の種類の豊富さから取捨選択への迷いなどがあり、歯医者さんに相談するまでなかなか踏み出せずに、ひとりで悩んでいる方もいらっしゃいます。

ですが長年歯並びの悪さが気になって笑顔に自信が持てなかったり、人前で歯を出して笑うことをためらってしまっている瞬間などは常に小さなストレスを感じますよね。

 

私たちビバ歯科は思い切って一歩を踏み出すことを強く願っています。歯列矯正を始めるのに年齢は関係ありません。何歳からでも治療に踏み出すことができます。見た目のコンプレックスを解消することは他人が考えている以上に自分自身の自信へとつながるはずです。

 

矯正は「見た目」を良くするだけじゃない

歯列矯正は「歯並びを正しくきれいに並べること」をイメージされている方が多くいらっしゃいます。実際に歯列矯正を始めるキッカケは、アンバランスな歯並びや八重歯、受け口、出っ歯などを良くするため、と多くの方が考えています。

しかしそれは表面の一部分に過ぎません。

歯並びが悪いということは歯の嚙み合わせが合っていない可能性があり、歯医者さんはそれらを「不正咬合」と判断しています。

不正咬合は歯の嚙み合わせの歪みだけでなく、アゴや骨格の歪み、鼻腔や気道への圧迫、消化器系の不調、頭痛やめまいなどに代表される三半規管の不調、原因がハッキリしない不定愁訴、しいては全身に影響を及ぼしていることがわかっています。

歯列矯正の最終的なゴールは「歯並びを正しくきれいに並べること」ではありますが、歯列矯正を行うことで顎や頭の骨格を正しいポジションへ戻し、鼻腔や気道を広げて呼吸器系の改善を促します。また不正咬合を正すことで正しく噛めるようになるため消化器系への負担も軽減するようになっていきます。もちろん歯並びが正しくなることで歯みがきの磨き残しが改善されることが予測できますので、むし歯や歯周病リスク、歯の欠損などが未然に防げるようになっていきます。

歯列矯正を始めると個人差はあるとはいえ年単位の治療期間が必要となる場合がほとんどです。しかしその長い治療期間は無駄ではありません。なぜなら正しく美しい歯並びへ近づけながら全身の健康回復や維持をし、体全体の負担を改善することが本来の目的だとビバ歯科は考えているからです。

 

ビバ歯科では、一般的なワイヤー矯正(ワイヤーが目立ちにくい透明のブラケット装置もご用意しています)、目立ちにくくお手入れのしやすいマウスピース矯正などを組み合わせてご提案しています。患者さんの現在の歯並びやご希望、生活スタイルなどをヒアリングし、お一人おひとりに合った治療計画を立てて、できるだけご希望に沿った矯正方法で治療を進めていきます。

ご自身の歯並びが気になっている方、歯列矯正のことで悩みを抱えている方は、まずはお気軽にご相談ください。お待ちしています!

歯ぎしり・食いしばりに気づいていますか?

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

皆さんは寝ている時に歯ぎしりをしているか気になったことはありませんか?

しっかり寝ているはずなのになんだか疲れが残っているような気がする…と感じている場合、ひょっとしたらその原因は歯ぎしりや食いしばりがクセになっているかもしれません。

 

ご自身の歯ぎしりを自覚している場合もありますが、たいていの人は自分では全く気づいていない事も多く、起床時に同居する家族などの指摘で初めて自覚する方も多くいらっしゃいます。睡眠中の呼吸などを管理するのはなかなかむずかしいですが、そのまま放置すると様々なトラブルの原因になることもありますので、把握して欲しいなと思います。

スマートフォンをお持ちでしたら就寝中のイビキや歯ぎしりなどを録音するアプリを活用して、ご自身の睡眠状態を把握して対策することができます。これならひとり暮らしをされている方の場合でも自分の睡眠状態を継続して管理できますし、いびき外来などの病院を受診する際にも役立ちますのでおすすめです。

 

歯ぎしりには色んなタイプがある!?

歯ぎしりというと歯をギリギリこすり合わせて音を立てるイメージが強いかと思いますが、音の種類もいくつかあり、周囲の人には音が聞こえないタイプの歯ぎしりもあります。

主な歯ぎしりのタイプを4つご紹介します。

 

●グラインディング(音:ギシギシ)

上下の歯をギシギシとこすり合わせるタイプ。

 

●クレンチング(音がしない歯ぎしり)

無意識に歯を強くかみしめるタイプ。くいしばりタイプ。

 

●タッピング(音:カチカチカンカン)

上下の歯をカチカチとすばやくぶつけ合わせるタイプ。

 

●ナッシング(音:キシキシキリキリ)

一定の場所だけですり合わせるタイプ。

 

ちなみに就寝中の歯ぎしりは誰にでも起こる現象で、ひと晩10~15分程度で収まれば気にすることはありません。しかし毎日長時間の歯ぎしりをしている場合は放っておかずに対応が必要です。

というのも、歯ぎしりはご自身の体重と同程度の力か、それ以上の強い力が歯にかかり続けると言われているからです。

 

なんだかわからない身体の不調も…

長時間の歯ぎしりを毎日続けていると歯が異常にすり減り、歯が欠けたり割れる原因になります。歯に過剰な力がかかることで歯周病を進行させる要因にもなります。また、力がかかった部分の歯の根元がくびれ、過剰な力で歯に亀裂が入った部分が知覚過敏を起こしやすくなります。

食いしばりも同様で、強く噛み続けることで顎の筋肉が緊張状態におちいり、顎関節症のリスクが高くなります。顎関節症の主な症状はアゴが痛い、口を大きく開けられなくなる、口を開けたり閉じたりする時にカクッバキッといった雑音が聞こえてくるようになります。歯ぎしりや食いしばりで顎の筋肉が凝り固まり、顎の周囲の痛みや頭痛が出ることもあります。

そして同時にメンタル面のストレスも、歯ぎしりや食いしばりの原因のひとつと言われています。

ストレスを貯めないようにするのはなかなかむずかしいですが、普段の緊張感を解きほぐすよう1日に何度かは意識して食いしばっているお口の筋肉を緩める「開放タイム」を設けてほしいと思います。もし顎や顔を触っても痛みがなければ、小鼻から顎に向かって頬骨を指の腹で優しく押すようにほぐしてあげると顎関節の痛みが和らぐのでおすすめです。

また日常的にアルコールの摂取を控え、逆流性食道炎などを改善する食生活、さらに軽めのジョギングや心地いいエクササイズなどを普段の生活に取り入れるのも良いと思います。力を入れずにリフレッシュできる時間をつくっていきたいですね。

 

就寝時の歯ぎしり対処法

朝起きた時に顎の周囲がこわばり痛みがある場合には、マウスピースを装着して就寝する習慣をつけることが効果的です。毎日装着すると歯や顎を歯ぎしりや食いしばりなどの強い力から守ることができます。

マウスピース装着のポイントは市販品のものではなく、必ず歯科医院でご自身の歯型や噛み合わせに合った型をとったものを装着することです。自分の歯型に合っていないマウスピースを使うと、かみ合わせや歯並びに悪い影響を及ぼす場合がありますのでご注意くださいね。

ビバ歯科でもマウスピースをお作りしていますのでぜひご相談ください。ほかにも就寝時の呼吸状態やいびきを検査するスクリーニング検査や、顎関節症を和らげる治療としてボツリヌス菌注射なども行っていますので、症状を診察したうえでご提案することも可能です。

ツボ刺激でお口とカラダを整えよう!

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

2020年もいよいよ残り1週間を切り、いよいよ年末の足音が近づいてきましたね。

暦の上では冬至を境に日が延びてくると言われていますが、本格的な寒さはこれから。

近年では冬至以降に交通に影響が出るほどの強い寒波が襲来する年も増えているので、

体調管理やケガなど、より一層気を付けて過ごしたい時期です。

 

特に寒い時期は全身の筋肉も縮こまってしまいがちです。そうすると無意識のうちに

歯も食いしばってしまい、不正な食いしばりによる顎関節症や歯痛など、不調を感じる場合も

あります。また食いしばりによってアゴや首が緊張状態になるため、首や肩のコリ、頭痛、

眼精疲労、睡眠時無呼吸症候群、美容の大敵でもある顔のほうれい線と呼ばれるシワなど、

「なんとなく体調が悪い」といった不定愁訴から、全身のさまざまなコンディションに

影響していくケースもあるので注意が必要です。

こういった不定愁訴がある場合、ビバ歯科では嚙み合わせの調整にマウスピース等で

調整を行いつつ、同時にゴムチューブを用いて噛む力を鍛え口のコリを取るストレッチ体操を

ご提案しています。お口のストレッチはちょっとした時間に気軽に行えるのでおすすめ!

食いしばりなどで緊張したお口の筋肉を毎日ほぐしていただくと、咬筋のコリとそれに連動した

筋肉の緊張を緩めることが可能になるかと思います。歯の食いしばりや噛み合わせの不調が

改善されていくと、首や肩のコリや頭痛など改善していくはずです。

 

その他、噛み合わせが不安定な時は、首の後ろで髪の生え際にあるくぼみ「風池(ふうち)」や、

髪の生え際で太い筋肉の外側のへりのくぼみ「天柱(てんちゅう)」というツボを押すと

一時的に筋肉がほぐれて少しラクになります。首の不快感や痛みは歯の噛み合わせと密接に

関係しています。バランスが崩れると身体の重心もずれていき姿勢も悪くなっていきますので

カラダの声を感じるように意識してみてください。

 

ふだんはあまり意識しませんが、実は「噛む」という動作には非常に多くの筋肉が関係していて、

噛む力を加えることで全身のツボを刺激しています。ツボというと足の裏や手の平に無数に

存在しているようなイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、噛む時に使っている筋肉、

歯の周りの歯神経、歯茎などから全身につながっているツボが40以上あるといわれています。

それらのツボを刺激することで全身の血液やリンパの循環は活性化され、全身を健康なコンディ

ションに戻しています。

噛む力というものは、なかなか奥深いですね!

 

噛む力をコントロールして全身の活性化に役立てましょう。

そして心も体も軽くして冬の寒さを乗り切りましょう。

寝ている時に意外と口は乾いている

睡眠時の口の渇き「夜間口腔乾燥症」について読売新聞に掲載されていましたのでご紹介します。

 

口を開けて寝ている、歯ぎしりしている、大きなイビキ、無呼吸の時がある…など

寝ている時に多くの方が経験している行為ですが、自分では自覚がないため身体からのサインに

なかなか気づけません。ですので、普段から一緒に生活しているご家族やパートナーに

少しだけ気に留めてもらうことで、お口の健康をはじめ全身の健康状態に気づけるヒントが

見つかることも。たかが口の乾燥…と気に留めないでいたら実は身体からのサインだった

ということもありますので、ぜひご家族にチェックしてもらうように習慣をつけて欲しいです。

 

 

例えば睡眠時の口呼吸

唾液が渇いて蒸発することで雑菌が繁殖し、口臭として表れることもあります。

そして口呼吸にはドライマウスのリスクがあります。

特にご年配の方の場合は筋肉の低下だけでなく、ストレス性のものや飲んでいる薬が関係

していることもありますので、複数の薬を服用していてあきらかに薬の副作用だとわかったら、

かかりつけの医療機関に相談してみてください。

またお子さんの場合は、普段からやわらかいものばかりを食べているとアゴや舌の筋肉が衰え

唾液が出にくくなります。唾液量が少ないと口腔内で細菌が繁殖しやすくなり、免疫力も低下

していきます。普段の食事で唾液がしっかり分泌されるように噛む習慣をつけていきましょう。

 

歯ぎしりに関しては、自分の体重以上の力で上下の歯を噛んでいるため少しずつ歯が

擦り減って削れていきます。弱くなった歯はある日突然割れるリスクがあり、激痛を伴うことも。

痛みを感じなくとも割れたりヒビの入った歯をそのまま放っておくと、むし歯や知覚過敏へと

移行していきます。そして口腔内のみならず頭痛や腰痛などの全身に症状が出る場合もあります。

こちらもマウスピースで軽減できますので、気になっている方はご相談ください。

 

大きなイビキは無呼吸を伴うことが多く、無呼吸になる回数が多ければ多いほど、心臓、脳、血管

などに負担をかけています。またイビキは「睡眠時無呼吸症候群」という病気が隠れていて、

前兆となっている可能性があります。

歯科医院では呼吸による空気の気道が物理的に狭くなり呼吸が止まってしまう無呼吸の症状

(閉塞性睡眠時無呼吸症候群など)に対しての歯科矯正やマウスピースなどで、歯や舌の位置や

下顎と上顎の位置関係などを正しく戻し、気道を広げて症状を改善していきます。

歯科領域外では、鼻づまりや耳が聞こえにくくなるなどの耳鼻咽喉に不調を感じることが

ありますので、症状に合わせて医療機関を受診することをおすすめします。

 

少しでも気になることがあったら身体からの小さなサインとおもってください。

そして医療機関などで相談するキッカケにしてくださいね。

2019年6月14日 読売新聞

2019年6月14日 読売新聞 からだの質問箱