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気道拡大でイライラ解消

こんにちは。

千葉県船橋市にあるビバ歯科・矯正小児歯科の武林です。当院はJR総武線【東船橋駅】南口から徒歩30秒にあります。

 

新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクが欠かせなくなりましたね。そしてその影響もあってか歯科治療を希望する患者さんにも変化がありました。

それは、歯科矯正すなわち歯並びを整えたいという患者さんからのお問い合わせが増えたということです。院名にある通り、もともと当院では歯科矯正に力を入れておりましたが、マスク着用が習慣化して以降ご相談いただく件数が増加しました。そこで本日は矯正治療のメリットについて実際の症例写真と共にご紹介したいと思います。

 

さて、何度か過去のブログでも取り上げております通り当院の矯正治療の一つにランパセラピーがあります。マルチブラケット法やインビザラインが様々な年代の患者さんに行われるのに対し、こちらのランパセラピーは成長発達期のお子様向けの治療方法です。歯並びの乱れというのは歯の生え方に目が行きがちですが、実はこれ顎骨の成長不足だということをご存じでしたか?「出っ歯」や「受け口」のような不正咬合の症状がみられるお子様たちに共通する特徴が実は上下顎骨の前方への成長不足なのです。これにより顎骨に歪みが起こり、結果的に歯が並ぶスペースがないことで歯並びの乱れが引き起こされているのです。こういった顎骨の成長不足という原因を改善するため、お写真のような器具を上顎骨に装着し上前方に牽引する治療、それがランパセラピーです。

 

 

ランパセラピーの効果

下記は先日、ランパセラピーの4回目クールが終わったお子様の頭蓋骨のレントゲン(セファロレントゲン)です。術前に比べて大きな変化が2つあるのですがわかりますでしょうか。

 

 

1.上顎が上にあがりました。

 お写真の赤線にご注目下さい。上顎がグッと上向きになったのが確認できるかと思います。更に黄線の箇所をご覧いただくと、上顎が顔面前方に成長しているのがわかるかと思います。ここまででもランパセラピー治療の大きな効果です。

 

2.気道が拡大しました。

 気道とはその名の通り空気の通り道です。鼻腔、口腔、気管などからなっており肺に通じているため呼吸器系の要ですね。青線でなぞった箇所が気道です。術前と比較すると、術後に気道が太く拡大している様子がわかると思います。

 

このように上顎や気道が拡大されたことにより、鼻・副鼻腔炎やイビキ・睡眠時無呼吸症候群といった呼吸器系の症状に改善が期待できるのです。

※今回ご紹介させていただいたレントゲン写真につきましては患者様のお母様からご了承を頂いております。

 

副鼻腔炎とは

先ほど副鼻腔炎と申しましたが、実はこれ俗にいう蓄膿症(ちくのうしょう)のことです。私たちのお顔の中央にドシーンと構えている鼻。この周囲にはいくつかの空洞がありこの空洞のことを“副鼻腔”と言います。副鼻腔は薄い粘膜がついた骨で囲まれており、中に空気を蓄えています。

 

「え、顔面に空気?何のため?空気がなければもっと小顔になれるじゃない!」

 

と思ったそこのあなたストップです。

この空気には様々な役割があると言われているんです。例えば顔面に強い衝撃を受けた時にその衝撃を吸収して脳や眼球を保護したり、吸い込んだ空気の温度や湿度の調整をしたり、更には頭の骨の重さを軽くしていたりと言われています。また副鼻腔内の粘膜にはごく小さな毛が生えています。これが外から入ってきた異物などを絡めとって排泄する働きもしているのです。そして副鼻腔の更なる機能として、脳の冷却機能があります。脳は体の中で一番カロリーを消費する臓器でとても発熱しやすいです。そのためパソコンのファンのように脳を冷却するためのとても大切な機能があります。集中力不足や多動性の陰に副鼻腔炎が隠れているとの話もあるくらいです。

“副”と付くと、何となく“サブ”のような意味に思えますが、この空洞、すなわち副鼻腔には様々な働きがあるのです。ところが、この副鼻腔の中に何らかの原因で膿がたまると副鼻腔炎を引き起こすのです。先述の通り副鼻腔炎のことを蓄膿症とも呼んでおりますが、「膿を蓄える症状」と表記する“蓄膿症”とはなんともこの病気のことをよく表していると思います。

 

では具体的にどんな症状がでるのか見ていきましょう。

 

小林製薬さんのCMで蓄膿症のお薬 “チクナイン”を見たことがある方も多いのではないでしょうか。CM内では『鼻の奥にドロッとした膿がたまる』、『イヤなにおいがする』とありますがまさしくその通りで、副鼻腔炎(蓄膿症)になると、溜まった膿のせいで黄色く変な臭いのする鼻汁・痰がでたり、鼻が詰まってにおいがわからなくなったりします。更に悪化すると、頭やおでこ、目の奥や頬などが痛くなるなどと様々な症状が出てきます。特にお子様の場合は副鼻腔炎から中耳炎を併発することも多いと言われておりますので、早い段階に耳鼻咽喉科で治療をうけることをおすすめします。

 

なお花粉症持ちの方はわかると思うのですが、鼻づまりでイライラすることはありませんか?私はスギの時期に花粉症に悩まされるのですが、においが分からなくなり、何となく頭も重くかったるくなります。そして鼻で呼吸ができないので口呼吸をしがちです。以前のブログで繰り返しご紹介しておりますが、口呼吸になるとドライマウスによりむし歯や口臭などといったリスクが高くなります。そして鼻づまりのイライラはお子様にも同じことがあるようです。当院院長の関本によるとお子様のADHD(注意欠陥・多動性障害)の中にはこの副鼻腔炎が原因となっている例もあるようです。

 

 

歯科矯正で呼吸の改善

さて、歯科治療のお話に戻ります。冒頭でランパセラピーにより上顎の成長と気道拡大をしたお子様のお話をしました。これにより呼吸がしやすくなり、イビキや睡眠時無呼吸といった症状の改善が見込まれます。

 

繰り返しになりますが、不正咬合・歯列不正のお子達の中には呼吸の問題を抱えている子たちが少なくありません。だからこそ、保護者の皆さま、お母さん、お父さんにお願いです。

\\お子様のいびきや口呼吸を無視しないでください//

 

そこには何か“原因”があるはずです。

そしてそれが歯並びによるものでしたら、私たちが力になれます。

正常な歯並びはたくさんのメリットをお子様にもたらします。

例えば

  • 正しい発音でお話ができる
  • 見た目へのコンプレックスが軽減できる
  • 口呼吸による感染症のリスクをおさえられる
  • 歯みがきがしやすくなることでむし歯になりにくくなる

などです。

 

お子様の健康や幸せを願わない保護者様はいないはずです。ちょうどこの時期夏休みでお子様と向かい合う時間も普段より多く取れるとおもいます。ぜひお子様の口元をご覧いただきお子様の健康について考えてみてはいかがでしょうか。

「顎顔面口腔育成治療」登録医の認定証をいただきました!

こんにちは。スタッフの後藤です。

先日、院長先生が顎顔面口腔育成研究会(JACG)より「顎顔面口腔育成研究会登録医」

認定証をいただきました!

「顎顔面口腔育成治療」って一体なに?と、ピンと来ない方も多いかもしれませんが、

実はビバ歯科が小児矯正の中でも特に力を入れて行っている顎骨矯正法で、当院で小児矯正を

検討している患者さんには「ランパ・バイオブロック療法」としてご紹介しています。

現在、日本国内でこの治療が行える歯科医院はわずか(130件ほど)で、世界中でみても

小児矯正治療の最先端の矯正法です。

 

食生活の変化などから、現代の子ども達はアゴの発達が本来の骨格まで発達せずに

細く小さくなっているため、おのずと歯を収納するためのスペースもタイトになってきています。

健全なアゴの成長が妨げられているゆえに歯並びは影響を受けますし、骨格の歪みから

不正咬合(※1)のリスクも高くなります。

不正咬合は呼吸器や耳鼻科領域にも影響を及ぼすリスクがあります。

 

ランパ・バイオブロック療法が優れているのは、単に歯列矯正だけを治療していく考え方とは

全く異なり、不正咬合の原因を解決していくことを主軸としている点です。

顎顔面を健全に発育させて後戻りの少ない安全性の高い矯正法。不正咬合の改善が呼吸や

アレルギーなど全身の健康にも寄与している革新的な医療だと私たちは考えています。

 

ランパ・バイオブロック療法に適切な年齢は顎骨の成長期である5~12歳前後となります。

お子さんの矯正治療を検討している方はぜひ当院までお問い合わせください。

ビバ歯科・矯正小児歯科 TEL:047-421-0118

 

※1.不正咬合とは…

歯がアゴに入りきらないでガチャガチャに生えている叢生(そうせい)、前歯が反対に

咬んでいる反対咬合(はんたいこうごう)、前歯の咬み合わせが深い過蓋咬合(かがい

こうごう)、上下の前歯がちょうど合わさっている切端咬合(せったんこうごう)、

奥歯で咬んでも前歯が当たらない開咬(かいこう)、出っ歯と総称される上顎前突

(じょうがくぜんとつ)、など/厚生労働省e-ヘルスネットより抜粋

『第8回顎顔面口腔育成研究会 学術大会』に参加させていただきました

こんにちは、歯科衛生士の田畑です。

2019年11月3.4日の2日間[ランパ]の学術大会に参加させて頂きました。

今回のテーマは『顎顔面と全身の関わりについて』でした。

私も含め、現代人はどんどんスマホ姿勢になってきていると思います。

スマホ姿勢=前傾姿勢のことです。

私は昭和生まれなので途中からのスマホデビューなのですが、現代の子供たちは

産まれた時から傍らにスマホがある状況です。

前傾姿勢になる→頭が下がる→気道が狭くなる→舌が後ろに下がる→

さらに姿勢が悪くなる→顔にも変化(二重顎など)の悪いサイクルが起こります。

 

これを断ち切るのが「ランパ」なのですが、悪い姿勢等が続けばせっかく

頭・顔・口を治しても元に戻る可能性もあるし、治らない部分も出てくるかもしれません。

 

今まではどうしても歯科という専門分野で働いているので首から上だけに意識がいきがち

でしたが、体はひとつで全てつながっているのでひとつ治せば他に影響を与えるし逆もある。

全身の筋肉や筋膜のつながりを知って(アナトミートレインという考え方)今後に役立て

ましょうというテーマでした。

講師の先生方の講演は私には難しかったのですが、とても勉強になりました!

 

解らないなりにざっくり勝手にまとめてみると・・・

・頭を体の上に乗せるのが正しい姿勢。

・ランパはドクターが主に行う。バイオブロック(口腔内の装置)は患者さんが行う。

・口唇は閉じて舌は正しい位置に。正しい姿勢での3つが矯正を行う上でとても大事。

・歯科で頭・顔・顎・歯の並びやバランスを治したら、他の業種の人達とも連携して

  身体全体のバランスを整えるようにすると後戻りしにくくなり本当の意味で治ったと言える。

・人間は楽をしすぎてしまっている。ジムに行って運動するのもいいが、日常で工夫し

  トレーニングすることも出来る。それを考えるのも大事。(ドキッ・・・)

 

トーマスマイヤー先生が仰っていた「ランパはとてもいい装置だが、この先の世代でこの装置を

使わなくてよくなるにはどうしたらよいのかを考えていくのが大切。」という言葉がとても

心に響きました。

本当にそうだと思います。ランパはとても素晴らしい治療法だとは思いますが、1日12時間以上

顔の周りに大きな装置を着けなければならないし、大変なのも事実です。

いずれランパが必要なくなるようにするのが最終目標なんだな~と思いました。

 

 

1日目の講習会が終わった後、院長にディナーをご馳走していただきました。

上品なお店で料理もお酒もとてもおいしくてとっても嬉しかったのですが、1番うれしかったのは

院長とゆっくり色々な事が話せたことです。忙しい日々の中でゆっくり話すことができなかった

ので、仕事の事やプライベートの悩みなど話せて本当に良かったです!!

私はビバ歯科が好きです☆彡

少しでもビバ歯科に来られる患者さんの助けになれるようにこれからも頑張ります!

 

第七回 顎顔面口腔育成研究会 学術大会に参加させて頂きました!

今年も11月3.4日の二日間『第七回 顎顔面口腔育成研究会 学術大会』に参加させて頂きました。

ビバ歯科も”第3世代の矯正(歯だけではなく骨から治す矯正)を始めて4年半が経ち、

ランパをされている患者さんもだいぶ増えました!

とは言えまだまだ知らない方の方が多く、他の矯正と勘違いされている方もいたり、

日々進化しているので私ももっともっと勉強しないと追いつけない方法です。

 

この学術大会に参加させて頂くようになり3年になります。

正直‼︎秋の貴重な連休!遊びに行きたい!海に行きたい!(私は趣味でボディーボード

をしています🎶) 行く前はこういう気持ちが70%を占めます。

ですが、不思議と大会が終わると本当参加出来て良かった!が100%になります。

それだけ毎回とても勉強になり、面白いのです。

 

講演の内容はハイレベルで難しいのですが、解りやすく説明してくださるので

とても勉強になりました。間違っているかもしれませんが私なりにまとめてみると、

ランパ.バイオブロック療法というのはお口の内外の装置を使って行う矯正ですが、

その装置に頼りっきりでは100%治すことは出来ません。

顔.頬.唇の筋肉のトレーニング、適度な全身運動や全身のバランスも関係してきます。

きちんと筋肉や骨のつき方、ご家庭でできるトレーニング方法を知り、医療人側と患者さん、

ご家族の方が協力してはじめて100%治すことができるというものでした。

 

ものすごくはしょって書きましたが、詳しい説明や方法をたくさん聞いてきましたので

今後ビバ歯科でお伝えできたらと思います!

 

そして、今回院長先生がポスター発表(ビバ歯科のランパの症例を報告するもの)をしました。

他の先生方から「すごいですね!治ってますね」と院長先生に話している声が聞こえてきて

私もとても嬉しくなりました!

 

矯正は費用も時間もかかり大変です。

中でもランパ.バイオブロック療法は特に大変だと思います。

ですが、治った時得られるもの(歯並びはもちろん、体の病気が楽になったり

痛みがとれたり…)はとても大きいです。

 

現在の子供は体が弱かったり、疲れやすかったり、アレルギー等、私達が考えてるより

もっと深刻な問題を抱えています。ランパ.バイオブロック療法をたくさんの人に知ってもらい、

子供達の笑顔がもっともっと増えるように頑張っていきたいと思います‼︎

 

田畑

ランパについて。

最近、ランパの情報を求めてビバ歯科のサイトをご覧になる方が徐々に増えてきました。

調べていらっしゃるのが患者様なのか医療関係の方なのかまではわかりませんが、

ランパが広く周知されていくことは大変良いことだと思います。

ランパについてはこちらのページでもご紹介しています。

 

ランパ・バイオブロック療法(顎顔面口腔育成治療)

 

まだまだ十分な情報が揃っておらず申し訳ございません・・・

もっともっと内容を充実させていくつもりですので、また覗いて頂ければ幸いです。

もしお急ぎでなにかお調べでしたら、お電話やメールでお問い合わせ頂ければ

お答えできるかと思います。お気軽にお問合せくださいね。

 

ランパの大会に参加しました!

衛生士の稲井です。

先日堤さんと”顎顔面口腔育成研究会学術大会”に参加しました。

1日かけての講義でしたが、1人目の先生は大阪の方でお話しが面白く時間が経つのがとても早く感じるくらいたのしく勉強することができました。

 

歯科医療の本来のゴールは音声言語機能と摂食咀嚼嚥下機能を中心とする「口腔機能」の回復・維持であり、口を使うという事はしっかりとしたケアが必要となります。

歯垢に含まれる細菌は直腸と同じくらいの細菌なのです!!

これを聞くと嫌ですよね(´Д` )

誤嚥性肺炎の率も高くなってしまいますので、口腔ケアの大切さを衛生士として1人でも多くの方に伝えていきたいと思います!

 

2人目の先生は国立科学博物館人類史研究長の方のお話で、人類学からみた”不正咬合”についてでした!

 

まず不正咬合の原因として…

・成長障害

・虫歯による歯の喪失

・口呼吸

・指しゃぶり

・生活上の癖(片噛み、頬杖、睡眠時の姿勢など)

                                                        などが挙げられます。

縄文時代にはこのような不正咬合が見られなかったといいます。

それはなぜかといいますと、下顎の大きさが全く異なり縄文時代の方はとても大きかったからです。

ですが現代では縄文時代と比べて食生活の変化がみられ顎骨の発育不良が起こってきた為歯の生えるスペースがなくなり不正咬合が起こっているのです。

 

私も今矯正をしているのですが、痛い思いをして審美のために治していますが、この話を聞くと縄文時代の方達がとても羨ましいです(*_*)笑

 

この写真はお昼ご飯です(*^^*)

とっても美味しかったです、、笑

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第5回 顎顔面口腔育成研究会学術大会に参加して

10月8.9に院長先生・高橋さん・稲井さんと「第5回 顎顔面口腔育成研究会学術大会」に参加させていただきました。

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私がこの「ランパの学術大会」に参加させて頂くようになって3回目になります。今年は一昨年と同じお茶の水の「solacity」で行われました。この会場は広くてきれいで歩いていると自分がキャリアウーマンになったような錯覚をおこします。

院長・高橋さんと3人でおしゃれファミマでコーヒーを買って、いざ会場へ!会場には毎年のごとくたくさんの先生方やスタッフの方々が学術大会に参加されていました。

1日目の講演内容は「適切な顎顔面発育は閉塞性睡眠時無呼吸症を予防できるのか」

         「呼吸様式に伴う上気道形態の変化・いびき音とCTを用いた評価法」

         「人の進化から口腔機能を考える」です。

今はいびきや無呼吸は(太った中年)だけではなく子供も起こす時代です。

ビバ歯科でも他機関と連携して無呼吸の審査をしていますが、寝ている間に何回も呼吸が止まっているお子さんたちが結構いらっしゃいます。その原因は人それぞれ様々ですが大切なことは舌のポジションです。舌のポジションを正しくするというのはランパの目的でもあります。舌が正しい位置にいられない状態(口が小さい・歯列不正・口呼吸・アデノイドetc)だと舌がのどの方に下がり気道を圧迫して無呼吸を引き起こす原因の1つとなります。

無呼吸を起こすと学力低下、発育不全等様々な不調を引き起こすので治すのは成長期のなるべく早い段階で行うのが大切とのことでした。

昔の子供に比べると今の子供は顎が細く歯並びが悪い子が多いとよく聞きます。確かに小児の患者さん(矯正で通院している方以外)で子供の乳歯列に多く見られる空隙(歯と歯の間の隙間)がない子がたくさんいます。これにも様々な要因がありますが、私が講演を聞いて驚いたのは昔は今のように食事の時に一緒に飲み物を出さなかったということです。その例として「サザエさん」の夕食のスライドが出てきました。茶ぶ台の上には飲み物がなく、食事が終わってからやっとお茶が出てきたのです!私は今まで勝手に食事は飲み物を飲みながらとるのが正しいと思っていました。ところが飲み物と一緒に食べる=流し込み→あまり噛まないということにつながるとのことでした。逆に、飲み物(汁物は別)が無いと→よく噛んでから飲み込む→唾液がたくさん出るし顎も発育が促進される→歯列不正になりにくいということにつながります。よく噛んで食べたほうがいい事やかたいものを食べたほうがいい事は知っていましたが、このことは知らなかったので驚きました!

2日目は「なぜ口から食べないといけないのか」

    「人類学から見た不正咬合・700万年前の人類進化論・日本人はどこから来たのか」です。

最初の講演は介護から見た口で食べることの重要性についてです。子供だけでなく高齢者もよく噛んで食べる、口から食べる事により病気などの症状が改善するという内容でした。

例えば、合っていない義歯で食事→食べられない→チューブでの栄養摂取(口腔機能の低下)

→肺炎を起こしやすい→体が弱ってくるというマイナスのサイクルになりやすい

逆に、きちんと口から食べる事ができると噛むことにより脳が活性化・唾液が出て免疫が上がるというプラスのサイクルになりやすいとの事でした。

私事ですが今年の始めに大好きな人が肺炎が原因で82歳で亡くなりました。当時の状況を思い出しながら講演を聞いていて、入院患者さんの口腔ケアをもっと積極的に行って肺炎等で亡くなる方が少なくなってほしいと思いました。

最後の講演は人類の進化についてです。

縄文人はすごく歯並びが良かったことや江戸時代の人は出っ歯が多かった等、そうだったのか~と驚く内容がたくさんありました。

そしてとても感動したのが日本人はどこから来たのか?を調べる一大プロジェクトの映像です。

当時の人達がどうやって海を渡り沖縄の島に辿り着いたのかを実際に検証するもので、様々な分野の専門家達が知恵を出し合って草から船を造り、大陸から海を渡るというプロジェクトです。結果は潮の流れが強くて人の力だけで島から島の横断はできませんでしたがそれまでの過程や参加者たちの思いの強さ自然の偉大さにとても感動しました。

このプロジェクトは再来年も行うそうです。次こそは成功してほしいし、ちょっぴり私も参加してみたいな・・・と思いました。

今回の学術大会はいつもと少し違い、色々な方向から現代人を考えようというものでした。

普段お聞きすることが出来ない講演が聞けてとても勉強になりましたし、とても充実した2日間でした

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ランパ勉強中・・・

こんにちは!スタッフの石橋です。
今年も10月3、4日の二日間に渡って行われた顎顔面口腔育成研究会の学術大会に参加させて頂きました。
当院で行っているランパ矯正の、年に一度の大きな勉強会です。

基本的に先生方の学術発表の場であるため、私に理解できることはほんの一部でしたが、非常に勉強になる内容でした。
フランスの外科医師であるマリー先生の講演では、現在、フランスの子どものおよそ80%に成長発育上の問題があり、矯正治療が必要だとお話しされていました。
呼吸にまで影響を及ぼす顎骨の変形は日本人特有の骨格自体に問題があるのかと思っていましたが、今や子供の発育は世界的な問題なんだと驚きました。

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よく、患者様から”大人の歯が生え揃うまで様子を見たい”といったお話しを聞きます。
お気持ちは大変よくわかりますが、レントゲンで頭部を見れば今後どんな問題が起こっていくのかを予測することができ、その問題に対処するには早い方が良いということも事実です。
保護者様は治療に対し、様々なことを考えなくてはならないので非常に悩まれるかと思いますが、当院ではお子さまの治療に関してはなるべく早く始められた方が良いですよ、とお話しすることが多いです。
(けして焦らせようとしているわけではありません!)

もちろん生活習慣における悪癖を正すことで回避できることもありますので、まずは乳歯が生え揃った段階で検診に行き、先生からのアドバイスをもらうことが大事かと思います。

ところでマリー先生、すべて英語で話されていたため、中学英語程度の知識しかない私ではそのままでは単語を拾う程度が精いっぱいの状態でした・・・
しかし今回は同時通訳の方がいて、非常にスムーズにお話を聞くことができました!!語学に堪能な方、すごいです!

さて、広報の立場から皆様に訂正させて頂かなければならないことがあります。
現在、休診のお知らせや、矯正の案内でランパ矯正を「顎骨矯正」と称しているのですが、正しくは「顎顔面口腔育成治療」となります。

矯正の内容を分かりやすく伝えるため顎骨矯正としたのですが、顎骨矯正では他の治療と混同してしまう恐れがありますので、今後は「顎顔面口腔育成治療」で統一していきたいと思います・・・
顎顔面矯正とも少し違います。ランパは「顎顔面口腔育成治療」です!
多くの患者様にとってはそんなに気にならないことかと思いますが、治療についてお調べの際はご注意ください。

それぞれコンセプトは似た治療ですが、ランパではヘッドギア装置を用いて上顎を前上方にけん引し、成長させることが最も異なる点だと思います。

そういった違いをしっかりご説明するためにも、はやくサイトにランパのページが作れるよう頑張ります。

ちなみに会場は御茶ノ水の東京医科歯科大学でした。
構内には緑が多く、学ぶ場所としても医療の場としても良い環境だなと思いました。

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顎顔面口腔育成研究会学術大会に参加してきました!

 

10月3・4日に顎顔面口腔育成研究会学術大会に参加させていただきました。

昨年、初めて参加したのですが、ランパという新しい矯正治療はやっぱりすごい!!

今まで遺伝とか体質だからしょうがないと片付けられていた症状(アレルギーや喘息・鼻炎etc….)が実は原因があって、根本から治療することが出来ること、それが医科ではなく歯科の矯正治療でできるということがとてもすごい事だと感動しました。

今回の学術大会1日目では、日本人の骨格の特徴や舌の位置の重要性・関係する神経の講演でした。

Marie先生の講演は全て英語でした!{どうしようさっぱりわからない}と不安でしたが同時通訳の方がいたので英語がダメな私でも聞く事ができました。

そういえば小学生のころの夢が5カ国語の通訳だったような・・・。

普段生活していて舌のポジションって意識してない方が大半だと思います。私もビバ歯科に就職するまで全然気にしていませんでした。

ところがこの舌のポジションが呼吸や姿勢・歯並びなど様々な事に関係していたのです。特に成長発達期のお子様にはとても重要な事で、舌が正しい位置にいないと上顎が十分に成長できずに色々な問題が起こります。(いびき・喘息・アトピー・斜視etc….)

舌の正しい位置とは上の歯の真ん中の付け根付近です。そこに舌先が当たるのが正しいポジションです。

舌のポジションは日頃ご自身で意識する事も大切ですが、骨格上もともと舌がポジションに届かない方もいます。お子様だったら成長期なので上顎の骨を十分に成長させて舌を正しいポジションに位置する事が可能になります。

一日目の夜に院長・石橋さんと夜ご飯を食べながらランパについて熱く語り合いました。ランパの話をしている院長の目はとてもキラキラと輝いていて大きな目がさらに大きくなります!

60歳近くになっても新しいことに挑戦してワクワクしている姿はとてもカッコいいと思いました。

2日目は耳鼻咽喉科の先生から見た嚥下時の筋肉の動きや、矯正時に撮るエックス線規格写真の分析方法等難しいけれどとても勉強になりました。

セミナー中、現在ビバ歯科で顎顔面口腔育成治療(ランパ)を受けて頑張っているみんなの顔が浮かんできました!

まだまだ知らない方の多い治療法ですがこれからたくさんの方に知っていただいて多くの子供たちが子供らしく元気いっぱいになってほしいと思います☆

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ランパセット2回目

スタッフの石橋です。
日曜日に、院長と一緒に吉祥寺にあるランパ専門のクリニックへ見学に行きました。

今までも数回見学させていただいているのですが、その日は当院でランパ・バイオブロック療法を受けている患者さんのランパ装置セット2回目でした。
見学といっても当院の患者さんですので、院長が診ます。ランパ・バイオブロック療法の開発者である先生からアドバイスをいただきながら、装置をセットしました。

※ランパ2回目って??
ランパ・バイオブロック療法では、患者さんによって様々な装置を使いながら治療します。
メインとなる装置が「ランパ装置」で、期間をあけて2,3回以上使用することになります。
ランパ装置をお休みしている間も、他の矯正装置を使用しながら治療は続きます。

ランパって大変?

この患者さんは、これから2、3か月ほど1日12時間以上を目標にヘッドギアの装着をすることになります。2回目ですのでご本人も保護者の方もだいぶ慣れているように見えました。
ですが装置を付けて生活することが大変なことには変わりありません・・・
患者さんの中にはランパ装置を付けている間もけろっとしている子もいるのですが、繊細なお子さんはセットしたばかりで慣れないうちはお食事しづらかったり眠りにくかったりするようです。

そういう子は続けられるかな、歯医者が嫌にならないかなとものすごく心配になって励ますように声をかけるのですが、今のところみんな順調に進んでいて、元気に通院してくれています!
心配しすぎだったかな?と少しほっとしました。

吉祥寺へ見学に行くと毎回同じように見学に来ているドクターが数名いますが、
そんなドクターたちとお話しすると、やはり保護者の方の治療への理解・本人の矯正への意欲に関して悩まれることは多いようです。

こればっかりはどんな治療でも起こる問題だと思いますので、同じ悩みをもつドクター、保護者様たちのご意見を聞き、工夫しながらやっていきたいと思います。

今回ランパ2回目に入った患者さんはすごく頑張って治療に臨んでくれているので非常に順調で、このランパが終わったらもうかなり良くなっているだろうと先生から太鼓判をいただきました!
みんなで頑張って、はやく良くなろうね!