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口内炎、くり返していませんか?

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

 

季節の変わり目。

進学や就職など春に向けて生活環境の変化や気温の寒暖差、花粉症などの症状が出ている方は服用している薬の影響など、様々な要因からストレスを感じやすい時季です。そんなときには免疫力も低下しやすく、気づいたら口内炎がプチっとできていた…ということがあります。

口内炎は頬の内側をはじめお口の中の粘膜にできる炎症の総称ですが、細かく分類すると歯肉に出来る炎症を「歯肉炎」、舌に出来る炎症を「舌炎」、唇に出来る炎症を「口唇炎」、口角に出来る炎症を「口角炎」などに分けられます。

粘膜に起こる炎症はとりわけ痛みを感じやすく(カビの一種であるカンジダ性口内炎の場合は初期段階では症状を感じにくいですが、慢性化すると痛みを伴います)、傷口への刺激が強いと食事はおろか暖かい飲み物を摂るのも困難になるほど。悪化すると水疱になったり、炎症をおこした傷口がえぐれてしまうこともあります。体力のない子どもや高齢者にとっては脱水症状や摂食障害を起こすこともあり、「たかが口内炎」と油断できません。

 

口内炎はなんでできるの?

口内炎は様々な要因が重なって出来ますが、日常生活で最も多いのが口腔内の傷や刺激によるものです。食べ物を食べている時などに自分の歯で頬や唇の内側を噛んでしまった、熱すぎる飲み物などで口腔内を火傷した、刺激の強い食品の過剰摂取が口の粘膜に刺激になった、歯ブラシを強く押しあててしまった、歯科矯正をしている場合は矯正器具のワイヤーなどが頬の内側などに当たる、などの外的要因が考えられます。

 

また、ダイエットなどによる偏った食生活や不規則な食生活、ビタミン不足などからも口内炎が引き起こされます。口腔内の粘膜を保護する働きがあると言われているビタミンB2をはじめ、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンC、ナイアシン、ミネラル(亜鉛・鉄など)の栄養素が不足しているかもしれません

 

 

口内炎を繰り返す傾向にある人は慢性的な亜鉛不足が影響している場合も考えられます。亜鉛は体内のたんぱく質の合成を促進する際に必要なミネラル源となるため意識的に摂取したい栄養素です。しかし世界中の先進国と比べてみると日本人は亜鉛の平均栄養素摂取量が不足していることがわかっています。

亜鉛は体内で作り出すことができないため、日ごろから牡蠣、豚レバー、カシューナッツなどの亜鉛を多く含む食品やサプリメントなどから積極的に摂取していただきたいと考えています。

ビバ歯科では、くり返す口内炎にお悩みの患者さん向けにヘルシーパス社のグルコン亜鉛サプリメントを取り扱っています。慢性的な口内炎や亜鉛不足を感じている方は当院にご相談くださいね。

 

そのほかの要因では、ヘルペスやはしか、風疹などによるウイルス性口内炎や、カビ感染によって口内炎を引き起こすことがあります。原因は解明されていませんが、高齢者や子どもにウイルス性の口内炎の症状が起こりやすいといわれています。

体力に自信がある方でも自律神経がアンバランスな状態で免疫力が低下した時や、服用しているお薬や化粧品に含まれる特定の薬剤に含まれるアレルギー反応、精神的なストレス、睡眠不足、疲れ、ミドル世代の女性の場合は更年期による女性ホルモンの乱れが影響していることもあるようです。

 

また見落としがちですが、口腔内の衛生不良などから口内炎を誘発することもあります。ここ何年も歯医者さんに行っていない方はぜひ一度かかりつけの歯科医院に足を運んでいただき、ご自身の現在の口腔状況を把握してほしいなと思います。むし歯や歯周病の治療はもちろんですが、何もなくとも3~6ヶ月ごとの定期的なプロフェッショナルケアを受けていただきつつ、ご自宅でのセルフケアでも口腔内を清潔に保つよう心掛けていただくことが大切です。

 

おうちで出来る口内炎対策

  • 1日3回の丁寧な歯みがき(歯みがき+デンタルフロス+歯間ブラシ)
  • 朝か晩には舌ブラシで舌苔(下の表面の白っぽい汚れや細菌のこと)をお掃除
  • 歯みがきの仕上げにブクブクうがい+ガラガラうがい(※)を交互に30秒づつ行う
  • 口腔内の乾燥を防ぐ、意識的に水分(出来れば水、ノンカフェインのハトムギ茶など)の補給
  • 食事の見直し。各種ビタミン(A・B2・B6・Cなど)+ミネラル(亜鉛や鉄)を補給
  • 刺激の強い食べ物や酸性の食べ物、アルコールの摂取を控えめにする
  • 十分な睡眠をとり、疲れやストレスを溜めないようにする
  • 唾液の分泌を低下させる原因のひとつでもあるタバコを控える

 

ブクブクうがいガラガラうがいとは?

ブクブクうがい・ガラガラうがいとは、口腔内を清潔に保つ正しいうがいの方法です。口の中を清潔にする「ブクブクうがい」と、ノドを清潔にする「ガラガラうがい」を30秒ずつ交互に行いましょう。

殺菌効果があって刺激の少ないうがい薬を使えば、むし歯や歯周病の予防にもなってオススメ。さらに夜寝る前に行うと睡眠中の唾液量減少に伴う口腔内細菌の繁殖を抑えられ一石二鳥です。翌朝のお口の中がネバネバせずにスッキリしているのを実感できますよ!

 

口内炎の種類

●アフタ性口内炎
米粒大の大きさの白っぽい突起物で周囲赤く炎症している状態。食べものがしみるなどの粘膜炎を伴います。直接的な傷や刺激で出来る口内炎が最も多く、通常1~2週間程度で自然に治りますが繰り返しできることが多いのが特徴です。再発した炎症は「再発性アフタ性口内炎」と呼ばれます。最も一般的な口内炎。

 

●カタル性口内炎
口の中を誤って噛んだ時や合わない被せ物や義歯による噛み合わせ不良、矯正機器で口の中が擦れて粘膜が傷ついた時に出来る口内炎です。また、火傷による傷から細菌感染して起こることもあります。傷ついた粘膜が赤く炎症を起こし、やけつくような痛みを伴うことがあります。

 

●単純ヘルペスウイルス性口内炎
ヘルペスやはしか、風疹など、ウイルスや細菌感染して出来る口内炎です。唇や口の粘膜がただれて小さな水ぶくれがいくつもできては破けることで激しい痛みやムズムズ、ピリピリ、チクチクといった強い違和感を伴います。高熱が出ることもあります。痛みにより口からの栄養の摂取が困難になることもあるため脱水症状に注意が必要です。

へルペスは唾液や性行為などの接触感染や飛沫感染によるものですが、ウイルスや細菌感染の口内炎は直接的な接触だけでなく間接的な接触でも感染する(例えばウイルスが付着した食器の共有やタオルの共有など)ため、小さな子どもや赤ちゃんにも感染します。ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症による口唇ヘルペスが知られています。

 

●カンジダ性口内炎
カビの一種である「カンジダ菌」が口腔内の粘膜に繁殖して引き起こす口内炎です。初期ではハッキリとした症状が出ないことも多く、ある程度症状が出てから気づくことも。唾液の分泌が少ない高齢者や小さい子どもがなりやすく、頬の内側、舌、上顎、唇、喉の奥に白く膜のようにできるのが特徴(赤くでることもあります)です。できる部位によって痛みが伴うこともありますが、全く症状が出ずに自然に治ることもあります。

 

●その他の口内炎
喫煙習慣がある人に出来る「ニコチン性口内炎」や、特定の食品・薬品・金属などが原因で出来る「アレルギー性口内炎」などがあります。

 

なかなか治らない口内炎には口腔がん検診を!

口内炎が2週間以上続く場合は出来るだけ早急に口腔がん検診を行っている歯科医院で検査を受けてください。ビバ歯科では市川総合病院が中心となって行っている口腔がん検査システムを導入しており、精度の高い口腔がん検診を提供しています。検査自体は数分で済むため身体への負担は少なく、細胞採取時の痛みはほとんどありませんのでご安心ください。

日本国内の口腔がん患者はがん全体の約2%で多くはありません。しかし年々増加し続けていますので、なんの症状がなくても年に一度は検査していただければ安心です。

ビバ歯科でも早期発見のお手伝いが出来れば嬉しく思います。お気軽にお問い合わせください。

待合室に新しい本を追加しました

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

 

待合室のブックコーナーに「舌がん」に関する本が仲間入りしました。

難しい用語などは使わずにイラストを用いているので視覚的にも

理解しやすく、舌がんについて理解が深まると思いますので

ぜひ手に取って読んでみてくださいね。

 

 

 

 

ちなみにこの本の内容は…

 

それって本当に口内炎?知っておきたい舌がん(扶桑社

2週間以上治らない口内炎はがんの疑いあり。急いで歯科へ

日本で口腔がんの罹患者数は30年で約4倍に増えています。また日本は、口腔がんの死亡者数が

増加し続けている国であり、その数は、人口が約2.5倍ある米国をいずれ上回ってしまうのでは

ないかと言われています。日本の喫煙率は減少しているのに、口腔がんは増加しています。

その口腔がんの約6割を占めるのが「舌がん」です。舌がんは、他のがんに比べると

馴染みのないがんですが、昨今、堀ちえみさんが舌がんステージⅣを公表したことにより、

一躍その注目度が高まりました。

また、堀さんは舌がんを、「口内炎だろう」との認識をしたため発見が遅れたといいます。

口内炎は、誰しもが日常的に罹ることの多い疾患。多くの人々が、いま、舌がんへの関心を高め、

病院や歯科への問い合わせも殺到しています。

(※扶桑社WEBサイトより抜粋)

***

 

こちらの本にも書かれているとおり、2週間以上治らない口内炎は“病気のサイン”かも

しれませんので、細胞検査ができる歯科医院で診てもらうことが本当に重要になってきます。

ビバ歯科の口腔がん検査ではイテック社が開発したThin Prep液状細胞診システムを用いて

病変部から細胞を採取し検査をしています。検査自体はあっという間にできますし、表面に

麻酔もしますので、痛みを感じることも少ないかと思います。

 

もし口内炎など口腔内で気になることがありましたら気軽にお問い合わせくださいね。

 

治りにくい口内炎、口腔癌の可能性も

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

2/19にタレントの堀ちえみさんが舌癌を患っていることをご自身のブログで公表しましたね。

歯科医療に携わる自分にとってはとても驚いたと同時に、舌癌を含む口腔癌の認知度は

まだまだ低く、一般的にはあまり知られていない病気であることを再認識しました。

皆さんの中でも今回の堀ちえみさんの舌癌の発表をキッカケに、初めて口腔癌について

見聞きした方も多いのではないでしょうか?

 

皆さんが歯科医院へ行く動機、すなわち口腔内の治療で最初に頭に浮かぶのは

「歯周病」や「むし歯」ではないでしょうか?

ここ数年で少しずつですが噛み合わせ治療なども関心が持たれはじめていますが、

歯医者さん=歯の治療をする場所、という認識がまだまだ圧倒的に多いです。

しかし本来の歯科医院での治療は歯の治療をするだけではありません。

もちろん歯の治療は大前提です。

が、口腔内の健康は全身の健康にも密接に関係していることから、口腔内だけでなく

顎関節症や無呼吸症候群などの骨格形成などに関連する治療、そしてビバ歯科においては

粘膜の細胞診検査なども積極的に行っています。

 

治りにくい口内炎、口腔癌の可能性も

 

口腔内の病気の発見は他の臓器とは異なり直視可能な環境にあるのが大きな特徴です。

わかりやすく例えれば2週間以上治らない口内炎。初期の口腔癌は痛みを感じることがなく

気づきにくいといわれていますが、日常的なセルフチェックをしていれば

ご自身でお口の中のデキモノを把握することにつながります。

違和感や口内炎などの異変に気づいてから2週間以上経っても治らない場合は

医療機関での受診をおすすめします。

 

ビバ歯科では歯科診療における日常の歯科診療の際には必ず口腔内の診察を

行っており、口腔癌の早期発見において効率的な手段になっております。

実際の口腔癌検査ではイテック社が開発したThin Prep液状細胞診システムを

用いており、精度の高い口腔癌検診が可能です。

 

当院の患者さんには気になる症状を見つけた際には粘膜の細胞診検査を勧めておりますが

目に見える症状がなくてもなにか違和感がある場合はお気軽にお申し出ください。

診療時に口腔内の状態を写真に撮って記録を残し、経過観察も継続しています。

 

治りにくい口内炎につきましてはビバ歯科のウェブサイトでも紹介していますので

ご興味がございましたら一読いただければと思います。

 

また抗がん剤治療や放射線治療で口腔内の自浄作用の低下による口腔粘膜の変化、

白血球減少による免疫力低下などにより出来てしまう口内炎や口腔内の痛みの緩和に用いる

エピシル口腔用液(医療機器)千葉県がん診療連携登録歯科医のビバ歯科で

保険適用で取り扱っております。口腔内の痛みにお悩みの方はご相談くださいね。

 

東船橋駅前のビバ歯科・矯正小児歯科  TEL:047-421-0118まで

歯周病と糖尿病はなかよし

2ヶ月前にもビバ歯科ブログで「歯周病と糖尿病の密接な関係」というタイトルで

読売新聞の記事を紹介させていただきましたが、ここ数年の間に歯周病と糖尿病が

相互に影響しあう関係性だとわかってきました。

ここ最近ではテレビの健康番組などでも取り上げられる機会が増えてきましたので

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

糖尿病患者は平成26年度で316万6000人(厚生労働省・平成26年患者調査の概況より)

いると言われています。

糖尿病と診断されてない方でも血糖が高めの、いわゆる「糖尿病予備軍」にあたる方も

含めると1000万人(平成28年度国民健康・栄養調査より)の方が該当しています。

予備軍ならまだ大丈夫!ではなく、糖尿病予備軍の段階では症状が出ないので

気づきにくいだけで、多くの方が自覚のないままゆっくり時間をかけて糖尿病へ

移行していきます。

 

歯周病は糖尿病の第6番目の合併症

そして糖尿病の合併症といえば、代表的なのが「網膜症」「腎症」「神経障害」が

三大合併症といわれています。これらのほかにも「心筋梗塞」「脳梗塞」、

そしてなんと6番目の合併症として「歯周病」が認められています。

 

そこでビバ歯科では歯周病の治療と定期的な健診やケアを行うことで、

歯周病の改善はもとより血糖コントロールの改善を目指していきたいと考えています。

糖尿病の患者さんは血糖値を下げるお薬を飲んでいる場合も多く、お薬によってお口の中の

唾液量が減ってしまうことも。唾液量の低下はもちろん歯周病にも悪影響を及ぼします。

口腔内の乾燥が気になる等のお悩みを歯科衛生士にも共有していただき、

一緒に歯周病を改善していきましょう!

そして毎日行っている歯みがきも自分のクセが出やすいもの。

今さら歯みがきのやり方まで…?と思わずに、正しい磨き方やコツを聞いてみてくださいね。

 

何度も書きますが、歯周病が改善すれば相互に影響しあっている糖尿病も改善が期待できます。

それにはまずは治療を行うこと。そして継続的な口腔ケアがとても大切です。

疑問点や不明な点がありましたら診察の時に気軽に聞いてくださいね。

歯周病も糖尿病も改善するべく、一緒に頑張りましょう!

がん治療中の患者さんの口内炎の痛みを和らげる口腔保護剤が保険適用に!

がん治療中で口内炎にお悩みの患者さんに朗報です!

がん治療の化学療法や放射線療法にともなう口内炎で生じる口腔内の痛みの緩和に用いる

エピシル口腔用液(医療機器)をビバ歯科でも取り扱うことになりました。保険適用です。

 

エピシル口腔用液

エピシル口腔用液

 

抗がん剤治療や放射線治療などを受けている患者さんの中には口腔内の自浄作用の低下による

口腔粘膜の変化、また、白血球減少による免疫力低下などにより口内炎の違和感や痛みに

悩まれている方が多くいらしゃいます。

そのようながん治療時に発症する口内炎の保護剤が健康保険でも処方できるようになりました。

なお、調剤薬局では保険算定できませんのでご注意ください。

 

■エピシル口腔用液の特徴■

(1)化学療法や放射線療法に伴う口内炎で生じる口腔内疼痛の管理及び緩和を物理的作用により行う口腔粘膜保護材

(2)口腔内の水分を吸収してゲル状の保護膜を形成し、化学療法や放射線療法による口内炎の痛みを軽減

(3)適用5分後から効果を発揮し、8時間効果が持続

(4)薬理作用を示す成分を含まない創傷被覆・保護材に区分される製品

(5)持ち運び可能な携帯型

(6)本品の使用による有害事象:嘔吐、悪心、適用部位不快感など

 

その他の詳細情報はエピシル口腔用液のWebサイトからご確認ください。

 

 

化学療法による口内炎に悩まれている方は、千葉県がん診療連携登録歯科医の

ビバ歯科までご相談くださいね。