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口臭に悩んだら舌苔をチェック!

こんにちは。千葉県船橋市JR東船橋駅南口にあるビバ歯科・矯正小児歯科です。

春は新しい出会いがある季節ですよね。そこで気になるのが第一印象ではないでしょうか?髪の毛は整っているか、ヒゲの剃り残しはないか、服装はTPOにあっているかなど鏡をみて隅々までチェックする人も多いかと思います。しかし、鏡に映らないけれども第一印象を左右することがあります。それは“臭い”です。特に口臭にしぼると、その原因は放置されたむし歯や歯周病など様々です。そこで今日は口臭の原因の1つ『舌の汚れ』いわゆる“舌苔”(ぜったい)についてお話しようとおもいます。ぜひ最後までご覧くださいね。

 

舌苔(ぜったい)ってなに?

▲舌苔(舌を横からみた様子)

舌苔とは、舌の表面に溜まった“汚れ”のことです。舌の表面は一見すると平らに見えますが、実は小さな突起がたくさん存在しています。そしてこの突起は「舌乳頭」(ぜつにゅうとう)と呼ばれます。例えるなら“毛足の長い絨毯(じゅうたん)”のようなものです。この舌乳頭の上や舌乳頭同士の隙間に、剝がれたお口の粘膜や食べかすなどが堆積して舌苔になります。ちなみに、色は基本的に白色や薄い黄色ですが、舌苔の上に飲食物の色が付くと茶色に見えることもあります。

 

舌苔の影響は?

舌苔は薄く付着している程度であれば正常です。しかし明らかに厚みを帯びてきたとなれば以下のような影響があります。

口臭

舌苔には食べカスや細菌の死骸なども含まれます。これらをお口の中の嫌気性菌(生きるのに酸素を必要としない菌)が分解すると揮発性硫黄化合物を発生させます。具体的には硫化水素やメチルメルカプタンと言った悪臭を放つ物質で口臭の原因になります。

味覚の鈍り

舌には味蕾(みらい)と呼ばれる味を感じる細胞があります。しかし舌苔が舌表面を覆ってしまうと味覚を感じる力が鈍くなってしまいます。もし最近「食べ物の味を感じにくい」と思うことがあれば舌の色や様子をチェックしてみましょう。

 

誤嚥性肺炎の誘因

舌苔はプラーク(歯垢)と同じで“細菌”の温床です。そのため舌苔の中の病原菌が肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こす原因になります。

 

舌苔が付きやすい人

全身疾患がある人のほか、健康な人でもお口の中が不潔になると舌苔が付きやすくなります。

▲部分的に付着した舌苔

 

毎食後のお口のケアを怠る人

歯に汚れが付着するのと同じで舌にも食べかすなどの汚れが付着します。よって歯磨きをするように、舌もその表面についた汚れを取る必要があります。

 

全身疾患がある人

糖尿病・十二指腸潰瘍・シェーグレン症候群等などの全身疾患の副症状として舌苔が生じることがあります。例えばシェーグレン症候群は全身の外分泌線に慢性的な炎症が起こり、それが破壊されてドライアイやドライマウスなどの乾燥症状がでる病気です。唾液の分泌量が低下しお口が乾くと、菌の増殖を抑える働きが弱くなるため舌苔が付きやすくなります。

 

唾液の分泌が少ない人

いわゆるドライマウスの人です。唾液には細菌を洗い流す自浄作用や抗菌作用などがあり、細菌からお口の中を守っています。しかし唾液が少なくお口が渇いているとこれらの働きが弱まり舌苔の原因になります。「加齢」、「口呼吸」、そして「ストレス過多」になるとお口の中が渇くので注意が必要です。

 

水分摂取が少ない人

お口の中が乾くと舌苔が付きやすくなります。

 

柔らかいものばかり食べる人

舌に付いた汚れは、咀嚼し飲み込む動きを繰り返す中である程度取れていきます。咀嚼中は舌が絶え間なく動くため、舌が食べ物や口蓋(こうがい⁂)と触れその摩擦で除去されるからです。しかし、柔らかいものばかりで咀嚼回数が少なかったり、寝たきりで口から食事をすることができなかったりする人はその摩擦がないため舌苔が付きやすくなります。

 

会話が少ない人

上記と同様の理由です。舌は話をするときにも絶え間なく動き口蓋と触れます。そこで摩擦により舌の汚れが除去されますが、会話が少なく口の動きが少ない人は舌苔が付きやすくなります。

 

溝状舌の人

溝状舌(こうじょうぜつ)とは舌の表面に小さなシワや溝がたくさん見られる状態を言います。通常の舌と比べると表面の凹凸が深いので汚れが溜まりやすく舌苔が付きやすくなります。

 

睡眠不足や疲れが溜まっている人

ここまでに書いた原因に心あたりがなくかつ健康な人でも、睡眠不足や疲労の蓄積があると舌苔が付きやすくなります。もし舌に白いコケのような汚れが付き始めたら休息をとることを心掛けましょう。

 

どうしたらよい?

歯みがきやフロスなどの通常のケアに加えて舌磨きをすることをおすすめします。

 

(準備するもの)

・舌ブラシ

※通常の歯ブラシでもOKです。なるべく柔らかめの歯ブラシを選びましょう。

 

(動かし方)

まず舌ブラシを舌の奥に当てます。次に舌の先端に向かって舌苔をかき出すように優しく動かします。これを3~4回程繰り返しましょう。

(舌磨きのポイント)

1.1日に1回を目安にする

1日に何度も舌を擦ると粘膜を傷つける恐れがあります。そのため舌磨きは1日1回を目安に行いましょう。なおオススメは起床直後です。

 

2.鏡を見ながらやる

舌苔が付着している部分に舌ブラシがあたるように鏡を見ながらやりましょう。なお、舌苔が付いていない部分は擦る必要はありません。

 

3.やさしい力で磨く

舌という粘膜はとてもデリケートです。軽く触れる程度の力でやさしく磨きましょう。

磨くというより“なぞる”を意識すると良いです。

 

4.「舌の奥から手前」に向かって動かす

舌ブラシは舌の奥から手前に向かって動かしましょう。もし手前から奥側に向かって動かしたり、もしくは前後に連続して動かしてしまったりすると、舌苔をのどの奥に送り込んでしまうことになり逆効果です。

 

舌苔と間違えやすい疾患

舌苔と同じように舌が白くみえる病気は他にもあります。特に間違えられやすいのが次の疾患です。

口腔カンジダ症

口腔カンジダ症は真菌(しんきん)すなわちカビによって引き起こされるお口の中の感染症です。カンジダ菌は常在菌のため通常は他の菌と共存し、菌が増え過ぎないようにバランスをとっています。しかし唾液の分泌量の低下や免疫力の低下、そして長期に渡り抗菌薬を服用するなどすると、常在菌のバランスが崩れてしまいます。するとカンジダ菌が異常に増殖してお口の中の粘膜に白い膜のようなものが付着します。

 

白板症

白板症を発症すると舌の表面が白く変色します。また舌以外にも頬の内側や歯ぐきにもみられます。なお、白板症の場合には擦ってもとれないのが特徴です。

▲舌の裏側に白板症

ただこの2つ以外にも舌が白くなる疾患が存在します。そのため何か異常を感じたらできる限り早くかかりつけ歯科医院を受診するようにしましょう!

 

最後に

「〇〇についてブログに書いてほしい」などのリクエストや「△△って何?」などのご質問も随時受け付けております。以下いずれかよりぜひご連絡いただければ嬉しいです!

(問い合わせ方法)

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医院概要

医院名 ビバ歯科・矯正小児歯科
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千葉県船橋市東船橋1-37-10
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