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第3回 在宅歯科診療説明会

昨日に続き、今夜も会合でした。今日は「在宅歯科診療説明会」です。

私も市川市歯科医師会の「在宅寝たきり老人等歯科診療特別委員会」と「歯科介護支援センター運営委員会」の委員を兼任しているので、開催少し前には行って設営準備などをしなければならないのですが、申し訳ないことに遅刻してしまいました。私の役目は親しい委員がやってくれていましたが、委員長や親友には大変すまなく思います。かつて、私もこの委員長を経験しているので、委員長の苦労はよく分かります。

遅刻した理由は、終業近くになって来院した急患さんがいらしたからです。そろそろ出ないと遅刻してしまうと思っても、困っている患者さんを目の前にしますと、ある程度の処置をしないではいられません。遅刻してしまうというあせる気持ちと、この患者さんにきちんと対応しようというモラルとの葛藤で、胃が痛くなる思いを幾度となく味わっているのですが、最近は、この仕事を選んだのだからしょうがないなという諦念を、ある程度持てるようになりました。

 

この「在宅歯科診療説明会」ですが、これは今年度から市川市と市川市歯科医師会とで締結している在宅寝たきり老人等歯科診療推進事業」の性格がかなり変更されるので、その変更点を歯科医師会会員の中から協力医になって下さった先生方に説明するための会合でした。
今年度大きく変更された点は、これまで前記の事業が「補助事業」であったのに対して、今年度からは「委託事業」に変わったことです。これにより市川市の「在宅歯科診療」は、全面的に歯科医師会に委任されたことになります。このことによる実務的な改正点が縷々有るわけですが、このことをここで解説しても意味がないので割愛します。

しかし万が一、このコラムをお読みの方の中で、近親者が要介護状態になっているなどのケースで、訪問歯科診療を必要とされている方がいらっしゃるかもしれないので、下記の件だけは広報させていただこうと思います。

 

上記の理由で、市川市歯科医師会が行う「訪問歯科診療」は、大きく変わりました。患者さんにとっての変化は、

  1. 窓口が増えました。
    これまで窓口が市川市保健センターだけだったのが、下記の歯科医師会も窓口になりました。
    市川市歯科医師会 歯科介護支援センター ℡047-332-0187
  2. フットワークが良くなりました。
    これまで診療まで2~3週間待ちだったのが、ほぼ1週間以内に改善されました。

もし、ご関心・ご質問がありましたら、上記電話番号にかけてみて下さい。

さて、会合も無事終わり、いつものようになじみのメンバーで飲み会に行きました。お店は、近頃市川市歯科医師会館の近くにオープンした焼き鳥専門店「富吉」さんです。ここは、4/22(土)の「金曜会」というスタディーグループの勉強会の帰りに発見して、仲間と飛び込みで入って納得したお店でした。

例によってイッシーが、一番気に入ってしまったのか!

なんと、ここのマスターは喜界島出身で、ママさんは元歯科衛生士です。なんと縁の深いことでしょうか!ママさんと縁が深いのはすぐにお解かりいただけると思うのですが、マスターと縁が深いのは、私が実はとても沖縄好きで、何十回となく渡沖しているからです。そこで喜界島というのは奄美地方ですよね。奄美地方というと鹿児島県ですが、文化圏としては琉球文化だと思うのです。地元の人たちの意識もそのようです。就職や進学する時などは、まず那覇を目指すのだそうです。これは以前、喜界島出身者から直接聞いた話なので、間違いありません。——ということで、縁が深いと思ったのです。

などと考えながら、今夜も自分にしてはしこたま飲んで、たくさん食べて、大いにしゃべりました。

更に悪いことに、帰りに駅の南口の「源太」というラーメン屋さんで、味噌チャーシュー麺を食べて帰ってきました。

――――嗚呼!メタボリックへの道

ビバ・デンタル 代表  関本浩貴