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第2回 市川総合病院・市川市歯科医師会病診連携細 菌検査連絡協議会

今日は「市川総合病院・市川市歯科医師会病診連携細菌検査連絡協議会」があったので、診療終了後、大急ぎで着替えて、東京歯科大学市川総合病院に向かいました。

19:20頃診療を終え、東船橋から総武線に飛び乗って、本八幡で降り、駅前からタクシーを飛ばして市川総合病院の会議室へ一目散に!本当に20:00ギリギリに到着しました。このように時間に追われる生活は、精神的にも肉体的にも健康に悪いだろうなと思いながら、夜の会議の時は、いつもこのような生活スタイルです。本当にまずいですよね。

さて、この「市川総合病院・市川市歯科医師会病診連携細菌検査連絡協議会」という長い名前の会合ですが、これは市川市内の基幹病院である市川総合病院と市内開業歯科医の集まりである市川市歯科医師会(入会されていない先生方もいますが)との高次の連携を目的に設立されました。

現時点でも、市川総合病院と市川市歯科医師会との連携は、病院と診療所の協力関係の基本的な業務である相互の患者さん紹介から、毎年恒例の市川市歯科医師会主催の「口腔がん・口腔粘膜疾患検診」での協力、相互の学術研修会の開放、定期的に行われる「市川総合病院・市川市歯科医師会合同カンファレンス」、「市川市在宅寝たきり老人等歯科診療推進事業」への後方支援等々、行政も巻き込んで多岐にわたっています。おそらく全国的に見ても、市川総合病院と市川市歯科医師会との連携は、かなり良好な密接な関係が構築できているのではないかと思います。

これは市川総合病院関係者の多大なご理解と、これまでご尽力されてきた歴代の歯科医師会内の先生方の協力の賜物だと思うのですが、その余得に預かれる私などは、本当に幸せ者だなとしみじみ感じています。

さて前述の会合ですが、これは上記の連携から一歩踏み込んだ関係を目指して、将来的には市川総合病院内の臨床検査科などを開業医レベルでも利用できるようにしようという企画から、手始めに歯周病関連細菌の検査からスタートしました。

私共開業医が、歯周病の患者さんの協力を得て、その方の口腔からプラーク(細菌の塊)を採取し、それを市川総合病院内で細菌検査を担当している三菱BCLという細菌検査の大手のラボさんが培養し、細菌の構成を調べ、今後の分析のための資料を集積するという作業を行ってきました。既に500検体以上のデータが集積されています。しかも、この事業に係わる費用は全て三菱BCLさんが負担してくれて、患者さんたちの経済的負担はゼロです。
私も微力ながら参加させていただきました。また、当院にてご協力頂いた患者さんたちには、この場で、あらためてお礼申し上げます。

この事業での分析結果については、もし私の力が及ぶなら「コラム」でご紹介しようと思いますが、まだ分析結果も充分に整理されておらず、学会での報告も終了していない現在では、時期尚早だと思いますので今回は触れずにおきます。

ただ、6月2日・3日に仙台で行われます「日本化学療法学会総会」で、集積されたデータの解析結果の一部を、我々の代表のⅠ先生(本当は名前で呼びたいのですが、当人の了解を得ていないのでイニシャルにします。)が、発表することになりました。
頑張れイッシー! ニックネームなら大丈夫か?

さて、さて、会合が終わった後は、お定まりのコースで飲み会に。だいたい2次会に流れるメンバーというのは決まっているものですが、私もその一人です。この会合の後は、市川駅前に出ることが多いのですが、時々行く「どんべ」さんに一同流れ着きました。
このお店は、食べ物ももちろん美味しいのですが、お酒の種類も結構揃っています。私は結構「梅酒」がすきなのですが、ここには「梅酒」が4種類あり、それをローテーションで飲んでいけば飽きることはありません。

全員、しこたま飲んで、食べて、本当に気心知れた連中だけだったので、言いたいことを言って帰ってきました。

いつも、朝になって「今度から、明日に差し支えない程度にしよう。」と深く反省するのですが、人間って、どうしてこうもおなじ事を繰り返していくのでしょうかね?

ビバ・デンタル 代表  関本浩貴