お知らせ
治りにくい口内炎、口腔癌の可能性も
こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。
2/19にタレントの堀ちえみさんが舌癌を患っていることをご自身のブログで公表しましたね。
歯科医療に携わる自分にとってはとても驚いたと同時に、舌癌を含む口腔癌の認知度は
まだまだ低く、一般的にはあまり知られていない病気であることを再認識しました。
皆さんの中でも今回の堀ちえみさんの舌癌の発表をキッカケに、初めて口腔癌について
見聞きした方も多いのではないでしょうか?
皆さんが歯科医院へ行く動機、すなわち口腔内の治療で最初に頭に浮かぶのは
「歯周病」や「むし歯」ではないでしょうか?
ここ数年で少しずつですが噛み合わせ治療なども関心が持たれはじめていますが、
歯医者さん=歯の治療をする場所、という認識がまだまだ圧倒的に多いです。
しかし本来の歯科医院での治療は歯の治療をするだけではありません。
もちろん歯の治療は大前提です。
が、口腔内の健康は全身の健康にも密接に関係していることから、口腔内だけでなく
顎関節症や無呼吸症候群などの骨格形成などに関連する治療、そしてビバ歯科においては
粘膜の細胞診検査なども積極的に行っています。
口腔内の病気の発見は他の臓器とは異なり直視可能な環境にあるのが大きな特徴です。
わかりやすく例えれば2週間以上治らない口内炎。初期の口腔癌は痛みを感じることがなく
気づきにくいといわれていますが、日常的なセルフチェックをしていれば
ご自身でお口の中のデキモノを把握することにつながります。
違和感や口内炎などの異変に気づいてから2週間以上経っても治らない場合は
医療機関での受診をおすすめします。
ビバ歯科では歯科診療における日常の歯科診療の際には必ず口腔内の診察を
行っており、口腔癌の早期発見において効率的な手段になっております。
実際の口腔癌検査ではイテック社が開発したThin Prep液状細胞診システムを
用いており、精度の高い口腔癌検診が可能です。
当院の患者さんには気になる症状を見つけた際には粘膜の細胞診検査を勧めておりますが
目に見える症状がなくてもなにか違和感がある場合はお気軽にお申し出ください。
診療時に口腔内の状態を写真に撮って記録を残し、経過観察も継続しています。
治りにくい口内炎につきましてはビバ歯科のウェブサイトでも紹介していますので
ご興味がございましたら一読いただければと思います。
また抗がん剤治療や放射線治療で口腔内の自浄作用の低下による口腔粘膜の変化、
白血球減少による免疫力低下などにより出来てしまう口内炎や口腔内の痛みの緩和に用いる
エピシル口腔用液(医療機器)は千葉県がん診療連携登録歯科医のビバ歯科で
保険適用で取り扱っております。口腔内の痛みにお悩みの方はご相談くださいね。
東船橋駅前のビバ歯科・矯正小児歯科 TEL:047-421-0118まで