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人間も毒をもつようになる!?
こんにちは!ビバ歯科・矯正小児歯科の武林です。
突然ですが、みなさん梅干しは好きですか?私はおにぎりの具材としてよく食べます。
あの酸っぱさがたまりません!!思わず口を窄めてしまうくらいの酸っぱい梅干しが大好きです。
…あれ?あれあれ?
今このブログをご覧になっている方は、お口の中に“じゅわわわ~”と唾液(ツバ)
が出てきませんでしたか?出ましたよね!!
学生時代に学校で習った方もいらっしゃるかもしれませんがこれを『条件反射』といいます。梅干しをたべて酸っぱさを感じ唾液が出る、という経験を何度もしたことで、梅干しのことを考えだだけで唾液が出るようになってしまっているんです。
1902年に生理学者イワン・パブロフが発見した『パブロフの犬』というのが有名ですね。
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さて、この唾液ですが、一体私たちの体のどこからあらわれるかご存じですか。
ちなみに、この質問を友人にしたところ「口に決まってるじゃん」と一蹴されました…。(まぁそうなのですが;汗)
もう少し医学的にいうと、唾液は唾液腺というところから分泌されています。
この唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があります。まず、大唾液腺は3つ(耳下腺・顎下腺・舌下腺)からなり、ここで作られた唾液は管を通じて口腔内に分泌されます。次に小唾液腺ですが、こちらは口腔、咽頭粘膜表面に多数散在していて直接口腔内に唾液を分泌しています。
~ここから本題です~
さて、このように実は身近な唾液腺ですが、これについて驚くべき研究結果が発表されました。
⇒『ネズミもヘビのように毒をもつ可能性があることが明らかに』
簡単に言うと、『必要な条件さえ整えば哺乳類の唾液腺が毒性の機能をもつようになる可能性がある』ということです。
つまり…、将来的に私たち人間の唾液にもヘビのように毒が含まれる可能性があると!
まだ可能性は低いようですが、ちょっと衝撃的ですよね。
歯科医院の立場としては患者さんの腔内治療をする際に、毒が漏れ出ていることを想像して震えてきますが…(ブルブル)
さて、これを読んで改めて感じたのが、生き物のカラダって本当に不思議だなぁということです。今回は歯科情報とは少し違いますが興味深い記事なので紹介させていただきました!ぜひご家族やご友人とも一緒に読んでみてください☆