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『第8回顎顔面口腔育成研究会 学術大会』に参加させていただきました

こんにちは、歯科衛生士の田畑です。

2019年11月3.4日の2日間[ランパ]の学術大会に参加させて頂きました。

今回のテーマは『顎顔面と全身の関わりについて』でした。

私も含め、現代人はどんどんスマホ姿勢になってきていると思います。

スマホ姿勢=前傾姿勢のことです。

私は昭和生まれなので途中からのスマホデビューなのですが、現代の子供たちは

産まれた時から傍らにスマホがある状況です。

前傾姿勢になる→頭が下がる→気道が狭くなる→舌が後ろに下がる→

さらに姿勢が悪くなる→顔にも変化(二重顎など)の悪いサイクルが起こります。

 

 

これを断ち切るのが「ランパ」なのですが、悪い姿勢等が続けばせっかく

頭・顔・口を治しても元に戻る可能性もあるし、治らない部分も出てくるかもしれません。

 

今まではどうしても歯科という専門分野で働いているので首から上だけに意識がいきがち

でしたが、体はひとつで全てつながっているのでひとつ治せば他に影響を与えるし逆もある。

全身の筋肉や筋膜のつながりを知って(アナトミートレインという考え方)今後に役立て

ましょうというテーマでした。

講師の先生方の講演は私には難しかったのですが、とても勉強になりました!

 

解らないなりにざっくり勝手にまとめてみると・・・

・頭を体の上に乗せるのが正しい姿勢。

・ランパはドクターが主に行う。バイオブロック(口腔内の装置)は患者さんが行う。

・口唇は閉じて舌は正しい位置に。正しい姿勢での3つが矯正を行う上でとても大事。

・歯科で頭・顔・顎・歯の並びやバランスを治したら、他の業種の人達とも連携して

身体全体のバランスを整えるようにすると後戻りしにくくなり本当の意味で治ったと言える。

・人間は楽をしすぎてしまっている。ジムに行って運動するのもいいが、日常で工夫し

トレーニングすることも出来る。それを考えるのも大事。(ドキッ・・・)

 

トーマスマイヤー先生が仰っていた「ランパはとてもいい装置だが、この先の世代でこの装置を

使わなくてよくなるにはどうしたらよいのかを考えていくのが大切。」という言葉がとても

心に響きました。

本当にそうだと思います。ランパはとても素晴らしい治療法だとは思いますが、1日12時間以上

顔の周りに大きな装置を着けなければならないし、大変なのも事実です。

いずれランパが必要なくなるようにするのが最終目標なんだな~と思いました。

 

 

1日目の講習会が終わった後、院長にディナーをご馳走していただきました。

上品なお店で料理もお酒もとてもおいしくてとっても嬉しかったのですが、1番うれしかったのは

院長とゆっくり色々な事が話せたことです。忙しい日々の中でゆっくり話すことができなかった

ので、仕事の事やプライベートの悩みなど話せて本当に良かったです!!

私はビバ歯科が好きです☆彡

少しでもビバ歯科に来られる患者さんの助けになれるようにこれからも頑張ります!

 

監修者情報

所属

  • 日本口腔インプラント学会 専門医・専修医
  • 日本顎咬合学会認定医
  • 厚生省認可日本歯科先端技術研究会認定医
  • RAMRA研究会登録医
  • 日本床矯正研究会会員
  • 日本小児矯正研究会会員
  • 日本全身咬合学会会員
  • 日本老年歯科医学会会員
  • 国際歯周内科学研究会会員

院長

Hirotaka Sekimoto

略歴

  • 1982年

    明海大学歯学部卒業
    明海大学PDI歯科臨床研修所入所

  • 1985年

    明海大学PDI歯科臨床研究所研修課程終了
    開業医勤務

  • 1991年

    ビバ・ファミリー歯科開設

  • 2000~2003年

    市川市在宅寝たきり老人等歯科診療特別委員会委員長
    市川市歯科医師会歯科介護支援センター運営委員長

  • 2003~2006年

    市川市歯科医師会学術担当理事
    千葉県歯科医師会生涯研修委員会委員

  • 2011年~

    市川市歯科医師会会計担当理事

  • 2017年~

    市川市歯科医師会監事

所属

  • 日本口腔インプラント学会 専門医・専修医
  • 日本顎咬合学会認定医
  • 厚生省認可日本歯科先端技術研究会認定医
  • RAMRA研究会登録医
  • 日本床矯正研究会会員
  • 日本小児矯正研究会会員
  • 日本全身咬合学会会員
  • 日本老年歯科医学会会員
  • 国際歯周内科学研究会会員

院長の今までとこれから

文学少年から歯科医へ転身

学生時代は三島由紀夫に夢中で、小説家を目指していたことも。父の一言をきっかけに歯科医の道へ進みました。

歯科医は情熱を注げる仕事

仕事が生活の中心。常に学び続け、より良い医療の提供を目指しています。

今後の展望

予防や噛み合わせに加え、呼吸の問題にも対応できる歯科医院を目指します。