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歯科医師のワクチン接種~筋肉内注射

こんにちは!

船橋市東船橋にあるビバ歯科・矯正小児歯科の武林です。

梅雨真っ只中ということもあり、毎日シトシト雨が降り、湿度も高い日が続きますね。しかしながら確実に夏の足音が近づいてきており、日中は30℃を超える日もでてきました。新型コロナウイルスの影響で例年以上に体調管理が求められる毎日ですが、どうぞみなさん体調には気を付けてお過ごしくださいね。

 

さて本日は一時期報道でも大きく取り上げられていた歯科医師によるワクチン接種についての話題です。

ビバ歯科・矯正小児歯科のブログでも過去に何度か取り上げたかとおもいます。

~過去の投稿~

『歯科医師、いざ出陣!?』

『歯科医師と注射』

 

歯科医師によるワクチン接種の報道直後から、当院院長の関本は

「自治体から要請があれば、僕も助けになりたい」

と、繰り返し話していたのですが、院長がついに動きました!!

 

私たちの知らぬ間に、なんと・・・

コロナワクチン接種のための筋肉内注射の研修(*)を受講、修了していたのです!

*正式名称『歯科医師による新型コロナワクチン接種のための筋肉内注射に係る研修』

さすが有言実行の院長、すごいなぁと尊敬です。

 

私も興味があり動画を見させていただいたため、少しだけ紹介しますね。

 

研修内容の紹介

◆ワクチン接種に必要な解剖学の基礎知識

ワクチン接種部位、ワクチン接種に必要な骨・皮下組織・神経等の知識、そして接種時の偶発症(医療上の検査や治療に伴いたまたま生じる不都合な症状)について学びました。普段の歯科治療では口腔内症状がメインではありますが、常日頃から「口腔の健康は全身の健康と密接につながっている」という考えのもと診察に当たっているためリンクすることも多く非常に勉強になりました。

 

◆ワクチンを安全に接種するための注意とポイント

集団接種や個別接種を安全かつ円滑に接種するにあたり、次のような注意点があげられていました。

・プライバシーの保護

・密の回避

・接種者は被接種者ごとに手指消毒をおこない、手袋も交換する

・救急対応に関する物品や対応手順の確認 等

これらの注意事項はビバ歯科での通常の診察とも共通点が多くあります。しかしながら、定期的に診察・治療をさせて頂いている当院の患者さんとは異なり、不特定多数の方と接しワクチンを接種することになるので通常以上の緊張感が求められそうです。

その他、当日の流れとして、「受付→予診→接種」までの細かな流れと動きについても動画を見ながら学ぶことができました。さらに、接種の際の服の袖のめくり方や被接種者の姿勢、穿刺部位へのアルコール消毒の仕方、そしてシリンジ(注射器の筒状の部分)の持ち方などが詳細に説明されていました。

 

◆ワクチンのアナフィラキシーとその対応

まずはアナフィラキシーが何か説明しますね。アナフィラキシーとはアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が体内に侵入した際に表れる重いアレルギー反応のことで、発症後極めて短時間のうちに全身にあらわれます。体内への侵入経路は様々で、花粉・ダニ・動物の体毛などの吸入性のもの、蕎麦・鶏卵・牛乳などの植物性のもの、金属、ゴムなど接触性のものなどがあります。花粉や蕎麦アレルギーなどはみなさんにも比較的身近で耳にしたことがある方も多いかと思います。更に重症化し、血圧低下を伴う意識障害、失神が伴った場合をアナフィラキシーショックといい、迅速かつ適切な治療が求められます。以前のブログでも詳しく説明しておりますのでぜひご一読ください。

今回の研修では“治療の原則”について細かく明示されておりました。ワクチン接種後のアナフィラキシーには皮膚症状(蕁麻疹、口腔内腫脹など)・消化器症状(腹痛、嘔吐、下痢など)・呼吸器症状(息切れ、鼻水など)など様々な症状があるそうです。また通常、薬物によるアナフィラキシーは薬物の投与後5~30分以内に症状が出るとのことでした。みなさんも接種の際にはご案内があるかと思いますが、ワクチン接種直後は直ぐに帰宅せずに、しばらくの間背もたれのある椅子などで座って待機していただくことが大切です。

 

普段当院でも患者さんがご来院されてから治療が終わるまでの間、変わったところがないか、表情や会話からヒアリングするようにしていますが、今回のワクチン接種の際にも同様にリスクコミュニケーションが大切だとひしひしと感じました。

この新型コロナウイルスですが、既存株だけではなく現在では変異株の感染拡大も懸念されています。またワクチン接種については供給量不足から1回目もまだままならない自治体がある中で、3回目接種の報道も目に飛び込んできました。実際に、加藤勝信官房長官が7月1日の記者会見で「3回目接種の必要性を検討する」ことの必要性を述べるなど、まだまだ動きがあるようです。

 

今回の新型コロナウイルスワクチンについてはものすごいスピードで開発され、接種が始まったこともあり私としても接種するにあたり正直多くの不安を抱えていました。先日2回目の接種も無事に終わりましたが、日々変異株の感染拡大のニュース等を目にするとまだまだ不安は払拭できません。そしてこのことはブログをご覧になっているみなさんも同じではないでしょうか。

だからこそ、自分の思い込みや誤った情報に左右されないように毎日の新聞、ニュースから正しい情報を精査し、自分で判断していくことが大切だと本当に感じました。

さて、最後に・・・話は戻りますが、今回当院の院長関本は座学が修了したため、今後は実技研修を経て実際にワクチン接種ができるようになるそうです。こちらも早速申込を済ませたそうですが、定員25名と狭き門のため無事に研修を受講できるかどうか少しドキドキしております。また動きがありましたら紹介させていただきますね。