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ウィズコロナへの第一歩

こんにちは。千葉県船橋市東船橋にあるビバ歯科・矯正小児歯科です。

ここ数日ニュースを見ていて、「あぁ少し先に進めそうだ」と思ったことがあります。それは“マスク不要“の報道です。みなさんの中でも目にされた方が多いのではないでしょうか。ただ、一律にマスクを必要としないのではなく、以下のような状況下においてマスクは必須ではないとのことです。

(屋外)

  • 他人と距離が十分
  • 一緒にいるのが家族
  • 公園での散歩、ランニング
  • 自転車での移動
  • 距離は不十分だが、会話が少ない

 

(学校活動)

  • 熱中症リスクが高い時の登下校
  • 屋外の運動場やプールでの体育授業

 

ただし、人混みや公共交通機関の利用の際には依然としてマスク着用を推奨するとのお話でした。

 

ここからはブログの主の見解ですが、時と場合に応じたマスク着用の“選択”というのはとても大切だと思いました。なぜなら最近は蒸し暑く感じる日も出てきており、夏に向けて熱中症などのリスクがあるからです。また成長段階の子どもたちにとっては、集団生活をする上でマスクの弊害も少なくなかったと思います。『目は口程に物を言う』ということわざがありますがこれは大人の世界の話で、やはり子どもたちにとってはお友達のお顔全体から相手の表情や感情を読み取り、相互に理解していくものだと思います。しかし、ここ数年は常にマスクをしてのコミュニケーションで、なんならお友達の素顔さえもまともに見られない環境でした。私は数十年生きている中で様々な経験をし対人力を身に付けてきましたが、集団生活の第一段階にいる子ども達からはそういった経験が奪われています。ぜひマスク着用の“選択”が正しく行われることに期待したいです。

 

やっぱり大事!正しい手洗い

最後に読売新聞の記事をご紹介します。

読売新聞2022年5月7日より引用

 

コロナ禍になってから毎日のように行っているアルコール消毒ですが、実はアルコール効果があるウイルスがある一方でアルコールが効きにくいウイルスがあるということをご存じでしょうか。記事によりますと『新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスには効果があるものの、感染性胃腸炎を引き起こすノロウイルスやロタウイルス、プール熱の原因になるアデノウイルスなどには効きにくい』とのことです。ちょっとびっくりしませんか?アルコール消毒は全部のウイルスに有効ではないんですね。

では、アルコール消毒が効きにくいウイルスに対してはどうするか。

その答えは簡単です。ずばり“水でしっかりと手を洗うこと”です。

手や指についたウイルスの数は、流水で15秒すすぐと100分の1に、ハンドソープや石鹸で10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。すごいですよね。誰でもできる感染予防の方法です。厚生労働省が手洗いの正しい方法についてYouTubeで紹介しておりますのでぜひこちらも参考にして下さい。

 

ビバ歯科・矯正小児歯科の感染対策

ちなみにその他にアルコール消毒が効かないウイルスとして、肝炎ウイルスやエイズウイルスなどがあります。ビバ歯科・矯正小児歯科にはお子様から高齢者の方まで様々な患者様がご通院されておりますので、患者様の持病も様々です。お口の中を治療する私たちは、常日頃から唾液や血液などの体液に触れますから、感染対策はコロナ以前からのマスト業務です。普段はなかなかご紹介する機会がありませんので、私たちビバ歯科の感染対策について一部ですがご紹介します。

 

使い捨て器具の使用

  • 紙コップ
  • エプロン
  • グローブ
  • ヘッドレスカバー(枕カバー)等

患者様に直接触れるこれらのアイテムはすべて使い捨てです。

洗浄・滅菌機器の使用

しかし中には使い捨てができない器具もあります。それはタービン(歯を削るドリル)やミラー(口腔内を映す鏡)、スケーラー(歯石除去の器具)などといった治療に使用するための器具たちです。さすがにこれらを全部使い捨てにするわけにはいきません。当院では以下のような専用機器をつかって患者様ごとに洗浄・滅菌を行います。

 

・超音波洗浄機

通常の洗浄では落としきれない細かい汚れを取る為に使用します。器具を消毒液の中に入れ、超音波洗浄機にかけることで、洗浄・消毒効果が高まります。

・高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)

高温高圧の飽和水蒸気で滅菌を行います。アルコール消毒が効かない肝炎ウイルスやエイズウイルスなどはこちらのオートクレーブにより滅菌していきます。

 

さて、ウィズコロナへの第一歩が始まったとは言え、コロナが完全に収束したわけではありません。よって、当院では従来の感染対策に加えて、スタッフの検温、手洗い、アルコール消毒、マスク着用など引き続き治療時の感染対策に取り組んでまいります。