歯周病ケアで新型コロナウイルスに負けない!

こんにちは。ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの後藤です。

新型コロナウイルス感染症“第三波”と呼ばれる感染拡大が11月中旬頃から、ものすごい

スピードで増えていますね。この勢いは衰えることなく私たちの生活を脅かし続けていて

不安な日々が続いています。

感染拡大の一方で、重症化リスクを高める要因や重症化を予防する対処の手だてが

少しずつわかってきました。感染拡大防止の基本となる3つの蜜(密閉・密集・密接)の回避、

マスクの着用(できれば不織布マスク)、手洗い、うがい、消毒。そこにさらに加えたいのが、

口腔内の健康維持がとても大切だということがわかってきました。

 

この夏ごろからは世界各国でも新型コロナウイルスと歯周病の因果関係について研究結果が

報告されるようになり、なかでも7月に英国の医学雑誌「ランセット」オンラインで

「The role of oral bacteria in COVID-19(COVID-19での口腔内細菌の役割)」という

英国リーズ大学歯学部などの研究チームの報告を読むと、コロナウイルスの重症化リスクを

高める要因に、歯周病菌などの口腔内細菌がおおきく関係していることがわかりました。

こちらの研究チームの調査で新型コロナウイルスで亡くなった人の口腔内環境を調べると

歯周病菌が大量に見つかったそうです。

この結果から、歯周病菌が出す毒素や酵素が身体の中で粘膜を傷つけてウイルスが侵入

しやすくなっていたり、歯茎の炎症そのものがウイルス感染を促進する要因になると

言われています。そのため新型コロナウイルスに感染した場合、重症化リスクが高まる

可能性があるようです。

 

歯周病やむし歯は「細菌」が原因です。

これらの口腔内細菌は放っておいても自分自身の免疫力で自然治癒することはありません。

だから早期発見と早期治療で予防していくがとても重要になってきます。

また、コロナの重症化だけでなく、アルツハイマー型認知症、誤嚥性肺炎、脳梗塞や心筋梗塞、

骨粗しょう症、糖尿病、早産や低体重出産のリスクなどなど、数えきれないほど全身への

影響があることもわかってきています。歯周病菌をはじめとする口腔細菌は、私たちの健康生活、

すなわち生活の質を下げる要因しかありません。

 

歯周病は中年以降の感染症だと思われがちですが、症状が表に出てくるのが40代以降に多い

だけで、実は20代でも歯周病になっている人は少なくありません。無症状で進行する歯周病には

若いうちから定期的なプロフェッショナルケアを続けていくに越したことはないのです。

プロフェッショナルケアとは歯科医院で専用の細い機械を使って歯周ポケットに溜まった汚れ

(プラーク)を掻き出したり、歯の表面などについた汚れを定期的におそうじしていくことです。

それと並行して自宅では毎食後の正しいブラッシングでの歯みがき(歯みがき・歯間ブラシ・

デンタルフロス等)をして日々清潔に保つことが大切です。

 

プロフェッショナルケアとセルフケアのダブルケアで、コロナウイルス感染症に負けない

身体をつくっていきましょう!