ブログ・予防歯科
4月18日は何の日?
こんにちは!ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの武林です。
突然ですが、みなさん今日が何の日かご存じですか?
そうです!4月18日は“よい歯の日”です☆
『よ(4)い(1)は(8)』の語呂合わせで、1993年に日本歯科医師会が
制定しました。同様に11月8日は“いい歯の日”です。
そこで今回は健康な歯を維持するために、毎日のオーラルケアの基本“歯ブラシ”についてお話していきます。
食事のあとの必須アイテムである歯ブラシですが、今では様々なブランドから多種多様な種類が販売されていて迷ってしまいますよね。以下に歯ブラシ選びのポイントを紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
歯ブラシ選びのポイント
1.毛のかたさ
市販されているものには、主に「かため」・「ふつう」・「やわらかめ」の3つがあります。
痛みを気にしてやわらかめを選ぶ方もいらっしゃいますが、毛先が柔らかいため歯石が思うように落とせないこともあります。逆に歯周病等の進行により歯茎が弱っている方がかためを使ってしまうと更に歯茎を傷つける恐れがあるため、やわらかめがオススメです。一度歯や歯茎を傷つけてしまうと元に戻らないこともあるので、自分の歯や歯茎の状態にあったものを選びましょう。
2.毛のタイプ
全体の毛状として、「平ら」・「山形」があります。
こちらは自身の歯列の状態(歯並び)に合わせて選ぶとよいでしょう。
・平らタイプ…歯列が整っている方向け。均等に圧力をかけられるため、歯の表面の歯石を落としやすいのが特徴です。
・山形タイプ…歯並びが複雑な方向け。毛先の形を変えられるため、歯と歯の間や歯周ポケットも磨きやすいのが特徴です。
3.ヘッドの大きさ
ヘッドとは歯ブラシの先端部分、毛がついている部分です。大きめサイズは一度に磨ける面積は広いですが、細かい部分に毛先が届きにくく磨き残しが発生しやすい心配があります。その反面、小さめサイズは小回りが利き、奥歯や歯の隙間など細かいところまで毛先が届くので磨き残しも少なくなります。よって基本的には小さめサイズを選ぶとよいでしょう。
4.ハンドルのかたち
まっすぐなものやカーブをしているもの、突起がついているものなどブランドによって様々です。自身が持ちやすく手になじむものを選ぶようにしましょう。
ちなみに・・・
ライオンさんから販売されている“力の入れすぎを音で知らせる歯ブラシ”というものもあります。私も1度使ったことがありますが、たびたびカチッ!カチッ!と鳴ってしまったので力を入れすぎないように意識するようになりました。
歯ブラシの交換は1ヶ月に1回!
毛先が開いているものは清掃効果が下がるばかりか、歯や歯茎を傷つける恐れもあります。また一見きれいに見えても毎日口の中の雑菌や汚れを落としているものですから見えない菌が繁殖しています。歯の健康のためにも、およそ1ヶ月の使用を目安に交換していきましょう。
なお、当院でも歯ブラシを販売しております。
ドラッグストアでは手に入らない”歯科専売”のものなどもありますのでぜひ一度覗いてみてください。詳しくは受付スタッフに声を掛けてくださいね!
いかがでしたか?一言に歯ブラシと言っても奥深いですよね。ぜひお気に入りの1本を見つけてみてくださいね。
また毎日の歯みがきに加えて歯科での定期健診も大切です。磨き残しに気づいたり、歯周病の早期発見につながったりすることができます。今年の“よい歯の日”は日曜日ですので、ぜひご家族一緒にお口の中の健康について話し合ってみてくださいね!