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お口の乾燥を2秒で測定~口腔水分計「ムーカス」

こんにちは。千葉県船橋市JR東船橋駅南口にあるビバ歯科・矯正小児歯科です。先日のブログ『ドライマウスは命にかかわります』で、唾液の分泌量の減少が様々な不調をもたらすということをお話しました。むし歯や歯周病のリスクなどお口の中のトラブルだけでなく、感染症の罹患等全身疾患の引き金になるというくらいドライマウスはあなどれない病気です。ブログ内では自覚症状として次のようなことをあげましたね。みなさんはいくつ当てはまりましたか?

  • 口臭が気になる
  • 口内炎ができやすい
  • 舌が乾きヒリヒリと痛い
  • お口の中がネバネバする
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 舌がもつれて話しにくい
  • 夜中に口の渇きで目が覚める

しかし毎日の生活に追われていると、自分ではお口の渇きに気が付いていないかもしれません。そこで、ビバ歯科・矯正小児歯科ではお口の中の乾燥状態を数値で測定できる機器を導入しました。その名は口腔水分計“ムーカス”です。

ムーカスって何??

ムーカス(口腔水分計)とはお口の中の乾燥具合を数値化して測定する医療機器です。平成22年6月に管理医療機器(クラスⅡ*)に承認され、広く臨床の現場で使用されています。測定方法は簡便でムーカスの先端を舌にあて、それを連続3回測定するのみです。1回の測定にかかる時間はわずか2秒ほどですから患者様へのご負担もほとんどありません。

ムーカス

*医療機器は人体に与えるリスクに応じて以下3つに分類されます。

1.一般用医薬品(クラスⅠ)
リスクが極めて低いもの
例)救急絆創膏、ピンセット、歯科用ワックスなど

2.管理医療機器(クラスⅡ)
リスクが比較的低いもの
例)自動電子血圧計、家庭用電気マッサージ器、補聴器、歯科用金属など

3.高度管理医療機器(クラスⅢ、Ⅳ)
リスクが高いもの
例)コンタクトレンズ、ペースメーカー、人工骨など

 

測定方法

  1. 測定前の5分程度、口を閉じ身体的・精神的に安静状態にする
  2. 舌の先端から1㎝ほどの箇所にムーカスをあてます。「ピッ」という音で測定を開始し、「ピピッ」という音が鳴れば測定終了です。1回につきおよそ2秒間、これを連続で3回繰り返します。そしてその中央値を測定値として診断します。

 

判定の目安(数値)

29.6以上   ⇒正常 
 ◎28.0~29.5 ⇒境界線
 ◎27.9以下   ⇒乾燥

数値が28.0を下回った場合には乾燥の疑いがあります。ドライマウスの原因は加齢によるものから生活習慣、薬の副作用まで多岐にわたるため、問診をしながら1つひとつ原因の特定をしていきます。

※3回の数値の中央値(今回は29.4)を測定値として診断します

 

ムーカスの特徴

  • およそ2秒で測定できるため患者様のご負担が少ない
  • 測定結果が数値化されるため、患者様にもわかりやすい

  • 唾液を上手く出すことができない方、ご高齢の方など全身の状態に関わらず測定可能
  • 侵襲性は少なく、安全性が高い。また舌に触れる先端部分には患者様ごとに専用カバーを付け替えるため非常に衛生的。

 

 

もしドライマウスの症状で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、当院にてムーカスによる測定をしてみませんか。ご希望の方はお電話047-421-0118までご連絡下さいね。

医院概要

医院名 ビバ歯科・矯正小児歯科
住所 〒273-0002
千葉県船橋市東船橋1-37-10
(タップでGoogleマップが開きます)
電話番号 047-421-0118
最寄り駅 JR総武線「東船橋駅」南口 徒歩30秒
アクセスの詳細はこちら
駐車場 敷地内に5台分の駐車場があります
休診日 水曜(第1週)・木曜(第2週以降)・日曜・祝日