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日歯認定歯科助手講習会に参加しました③
こんにちは!ビバ歯科・矯正小児歯科スタッフの田中です。
先週日曜日に、第3回目の日歯認定歯科助手講習会に参加させていただきました。
第3回目の講習会では、小児歯科・予防歯科や、高齢者歯科・訪問歯科・有病者歯科、感染予防と消毒滅菌について、社会保険のしくみ、歯科材料などについて学びました。
予防歯科の講義には、55〜74歳の男女1000人に聞いた健康面で後悔していることのアンケートが出てきたのですが、トップ3はなんと
- 歯の定期検診を受ければよかった
- スポーツなどで体を鍛えればよかった
- 日頃からよく歩く習慣をつければよかった
という結果になったそうです。
お口の健康は、全身の健康とも密接に関わっており、歯周病は全身の病気を引き起こすとてもこわい病気でもあります。1回目の講習会のブログでも「8029」について書きましたが、何歳になっても豊かな生活を送るためにも、歯科での定期的な検診をしましょう🦷
また、今回の講義で、歯科とひと言でいってもさまざまな種類があり、患者さんの年齢や、既往歴によって適切な対応は違うことを学びました。このことは、2回目の講習会で学んだ、特殊歯科(身体障害・発達障害・精神障害のある方のための歯科診療)とも通じる点でもあります。
そこで、以前のブログでは書ききれなかった、特殊歯科で学んだことについても伝えたいと思います。
皆さんは、「ノーマライゼーション」という言葉をご存知でしょうか。
「ノーマライゼーション」とは、障害のある人が、障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指すという厚生労働省が提唱している理念です。
例えば・・・車椅子を利用している方のために段差や障害物を減らすバリアフリー化や、老若男女、言語、国籍を問わず使用しやすいようデザインされた、ユニバーサルデザインなど
また、東京オリンピックで話題になったピクトグラムもユニバーサルデザインの一つです。
人々の違いによって生活を分けるのではなく、個性を持った人々が一緒に生活し、支え合うノーマライゼーションの理念は日本でも次々と浸透し始めています。
私自身も、わからないから、知らないからと言って敬遠せずに、自分から積極的に学んでいき、理解を深めた上で一人一人の立場に立って対応することを心がけたいと思いました。
来週はいよいよ実技の講習が始まります。講習会もいよいよ折り返しとなりましたが、最後まで気を抜かずに、取り組んでいきたいと思います。
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田中