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歯ぎしりを視覚でチェック~ブラックスチェッカー

こんにちは。千葉県船橋市JR東船橋駅南口にあるビバ歯科・矯正小児歯科です。

みなさんはお口の中のトラブルと言えば何をイメージされますか。

“むし歯”、“歯周病”、“口内炎”、“口臭”、“知覚過敏”、“顎関節症”など少し考えただけでも色々出てくることと思います。ではなぜこれらのトラブルが起きるのでしょうか。実はこれらのトラブルの要素は大きく2つに分けられます。

まず1つ目は『細菌感染』です。お口の中には様々な菌類が生息しており、歯の表面だけではなく、舌の表面、歯周ポケットの中、唾液中など様々な場所にバイオフィルムを形成しています。歯垢はその代表例です。そしてこれら細菌がむし歯や歯周病などの感染症を引き起こします。

そして2つ目は『力』です。歯科用語では咬合力と言います。食事の際などに食べ物を噛みしめる顎の力のことです。噛む力が強いのは一見良さそうに思えますが、一概にそうとはいえません。例えば就寝時の歯ぎしり・食いしばりです。以前のブログ「美容だけじゃないボツリヌス注射!力のコントロールで肩こりしらず?」でもお話しましたが、過度な咬合力は歯や歯周組織に多大なるダメージを与えてしまいます。例えば歯の根っこが割れてしまう歯根破折はいわば歯の疲労骨折でほとんどの場合、抜歯を余儀なくされてしまうのです。

それではお口の中のトラブルをいかにして抑えるか。答えはシンプルです。この2つの要素、『細菌感染』と『力』の両面からの予防を行うこと、これがお口の中のトラブルを最小限に抑えるポイントになります。なお細菌感染については前回のブログ「老化はお口から始まります~オーラルフレイル」の中でケアグッズのご紹介をしておりますのでそちらを参考にして下さい。今日は2つ目の『力』についてお話していきます。

 

ヒトの咬合力ってどのくらい?

噛みしめる顎の力すなわち咬合力ですが、食事の時には必要不可欠なものですよね。日常的に食事をとる際の咬合力は男性で60kg、女性で40kgと言われており個人差はありますがおおよそ体重ほどの咬合力があります。昔学生の頃に握力測定というのがあり、利き手で名一杯握った結果の倍ほどの力が顎に加わっていると思うと少し驚きます。ただもっと驚くべきなのが、無意識での食いしばりや歯ぎしりです。スポーツのとき、重いものを持ち上げるとき、夜寝るときなどヒトはグッっと噛みしめを行うことがあります。そしてその際、1本の歯に対して加わる力はその人の体重の5~15倍とも言われているのです。例えば成人男性60kgの方なら300~900kg、つまり1t(1000kg)近くもの力が歯に加わっているのです。ここで1tがどのくらいか想像してみましょう。身近な所で例えるとすれば2Lのペットボトル500本分です。持ち上げるのでさえ難しいであろうこの重量が自分の歯1本にのしかかっているとしたら・・・
恐ろしいことですよね?

 

しかし、残念なことに無意識で行われる歯ぎしり・食いしばりは自分では気が付くことはほとんどありません。当院にも歯ぎしり・食いしばりのご相談にご来院される患者様は多いですが、そのほとんどが「ご家族から就寝時に歯ぎしりの音を指摘された」といった内容です。ただ患者様ご自身はその音を聞いたわけではないので、よっぽど“顎が痛い”、“歯が破折した”などといった自覚症状がない限り半信半疑なこともあります。そこでビバ歯科・矯正小児歯科では、あるアイテムをつかって歯ぎしり・食いしばりを“視覚的”に確認できるようにしています。それがブラックスチェッカーです。

くり返す歯ぎしり・食いしばりにより歯が すり減り、咬合平面が直線的になっています

 

目でみる歯ぎしり・食いしばり

ブラックスチェッカーとは上顎に装着する薄いマウスピースのようなものです。寝ているときに歯ぎしり・食いしばりが起きている箇所が削れて色がとれるので歯ぎしり・食いしばりの有無はもちろん、そのパターンを確認することができます。

以下をご覧ください。当院で顎関節症の治療をされている患者様のブラックスチェッカーのお写真です。

まず左側はマウスピースをしないで就寝した際のブラックスチェッカーです。歯列全体にわたってブラックスチェッカーが削られていますね。つまりそれだけ就寝時の歯ぎしり・食いしばりが激しいということです。次に右側はマウスピースを装着して就寝した際のブラックスチェッカーです。この患者様には上下にマウスピースを装着していただきました。すると多少の削れはあるものの、その範囲が明らかに減っているのがわかりますね。これがマウスピースの効果です。このように患者様が自身の歯ぎしり・食いしばりの様子を自分の目で見ることで治療の必要性を感じていただくきっかけにもなるのがブラックスチェッカーです。もしあなたの大切なヒト、ご家族、ご友人に歯ぎしり・食いしばりがあるようでしたらぜひ一度当院でブラックスチェッカーを試してみませんか?

 

医院概要

医院名 ビバ歯科・矯正小児歯科
住所 〒273-0002 千葉県船橋市東船橋1-37-10 (タップでGoogleマップが開きます)
電話番号 047-421-0118
最寄り駅 JR総武線「東船橋駅」南口 徒歩30秒 アクセスの詳細はこちら
駐車場 敷地内に5台分の駐車場があります
休診日 水曜(第1週)・木曜(第2週以降)・日曜・祝日

監修者情報

所属団体

  • ⽇本⼝腔インプラント学会 専⾨医・専修医
  • ⽇本顎咬合学会 認定医
  • 厚⽣省認可⽇本⻭科先端技術研究会 認定医
  • RAMPA Therapy 認定⻭科医師
  • ⽇本⽼年⻭科医学会 会員
  • 国際⻭周内科学研究会 会員
  • 千葉県保険医協会市川・浦安⽀部 副⽀部⻑
  • 千葉県保険医協会 ⼝腔プロジェクト委員
  • ⽇本床矯正研究会 会員
  • ⽇本⼩児矯正研究会 会員

院長

Hirotaka Sekimoto

略歴

  • 1982年

    明海大学歯学部卒業
    明海大学PDI歯科臨床研修所入所

  • 1985年

    明海大学PDI歯科臨床研究所研修課程終了
    開業医勤務

  • 1991年

    ビバ・ファミリー歯科開設

  • 2000~2003年

    市川市在宅寝たきり老人等歯科診療特別委員会委員長
    市川市歯科医師会歯科介護支援センター運営委員長

  • 2003~2006年

    市川市歯科医師会学術担当理事
    千葉県歯科医師会生涯研修委員会委員

  • 2011年~

    市川市歯科医師会会計担当理事

  • 2017年~

    市川市歯科医師会監事

所属団体

  • ⽇本⼝腔インプラント学会 専⾨医・専修医
  • ⽇本顎咬合学会 認定医
  • 厚⽣省認可⽇本⻭科先端技術研究会 認定医
  • RAMPA Therapy 認定⻭科医師
  • ⽇本⽼年⻭科医学会 会員
  • 国際⻭周内科学研究会 会員
  • 千葉県保険医協会市川・浦安⽀部 副⽀部⻑
  • 千葉県保険医協会 ⼝腔プロジェクト委員
  • ⽇本床矯正研究会 会員
  • ⽇本⼩児矯正研究会 会員

院長の今までとこれから

文学少年から歯科医へ転身

学生時代は三島由紀夫に夢中で、小説家を目指していたことも。父の一言をきっかけに歯科医の道へ進みました。

歯科医は情熱を注げる仕事

仕事が生活の中心。常に学び続け、より良い医療の提供を目指しています。

今後の展望

予防や噛み合わせに加え、呼吸の問題にも対応できる歯科医院を目指します。