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ま・さ・か・の~!?

こんにちは!田畑です。

それは先日11月5日(日)のセミナーでの事です。この時期は毎年院長と矯正の「ランパセラピー(顎顔面口腔育成研究会)の学術大会」に参加させて頂いているのですが今年は衛生士2人が加わり計4人での参加となりました。

今回のテーマは「歯列の変形と咬合不正の原因」です。

 

なぜ最近の子供達は姿勢や歯並びが悪いのか?今後どうしたら改善できるのか?という内容です。

日本歯科大学 名誉教授の丸茂先生のご講演はとても解りやすくて、教授ご自身がとてもアグレッシブな方で9:30~16:30のご講演中ず~っと動いて体を使って教えてくださいました。少しですがこの講演で学んだことを皆さんにお伝えしたいと思います。

今の子供達の姿勢や歯並びが悪い原因は

① 骨格の歪み→②姿勢が悪くなくる→③舌の位置が下がる→④口の中や顔の発育が悪くなる→⑤首の骨の成長も悪くなる→⑥歯並びが悪くなる→⑦ますます姿勢が悪くなる

という負のサイクルが起こっているという事でした。では、どうしたらいいのか?という事ですが

① 骨格の歪みを治すのはまさにランパ・バイオブロック療法(ランパセラピー)です!ここを治すという事は根本を治すことになります☆

では様々な理由でランパセラピーを選択できなかった場合は? 骨格の歪みは筋肉でカバーです!!歪んでしまった骨にそのまま筋肉が付くと姿勢は悪くなりますが、インナーマッスルを鍛えて正しい姿勢を心掛けるようにすれば骨が歪んでいても正しい姿勢をキープすることが出来ます。

② 姿勢の悪さは先程のインナーマッスルを鍛える事に加えて正しい姿勢を体に覚えさせることが重要です。最近では2・3歳の子供がスマホを操作をする姿も見かける時代です。ゲームやスマホの画面を見る姿勢は頭が下がって猫背になりやすくなります。これを続けるとあっという間に負のサイクル突入です!そういうお子さんを見かけたらうるさいくらいに「姿勢!!」と教えてあげてくださいとの事でした。

③舌の位置が下がるは最近のお子さんに多い低位舌というやつです。実は私も低位舌です。。(現在トレーニング中です)これは舌の正しい位置(上顎に軽く接触する)を覚えてトレーニングあるのみです!

そして何がまさかの?なのかというと、④の口の中や顔の発育が悪くなる事の改善方法が今までとは真逆のまさに目からうろこの方法だったのです。

それは「硬いものを食べるな!!」です。

今までは固いものをよく噛んで食べることで顎の成長を促し、歯並びが良くなるというのが定説だったのですが、それは逆に口の中や顔の発育を止めてしまい首の負担も大きくなるという事なのです。なぜ固いものがダメなのかというと舌や顔の筋肉をよく使うことで口の中や顔の成長が促されるのですが、固いものを食べると舌や顔の筋肉が逃げてしまいうまく使うことができなくなるという理由でした。教授はとにかく柔食にせよ!!とおっしゃっていました。そして柔食にするというだけではなく舌の正しい位置もとても重要との事でした。

様々な考え方がある中で今までの定説も間違いじゃないと思います。もちろん教授の方法も実績のある素晴らしい方法だと思います。どっちにせよポイントは舌の位置と食べ方にあるのだと思いました。

今回の学術大会もとても勉強になりました☆

もっともっと勉強して子供たちがいつも元気でいられるように頑張りたいと思います!

 

大会が終わって院長に東京駅近くにある東大の博物館に連れって行ってもらいました。ものすごい巨大なワニの骨やきれいな貝殻・魔法の言葉が書かれていそうな巻物etc・・・博物館自体もあまり行ったことがない上にビバメンバーでの博物館がレアすぎて子供の様にワクワクしっぱなしでした。

博物館の後は院長がディナーをご馳走してくれました☆彡

お店の雰囲気も素敵でとてもおいしいお料理でした!みんなでご飯を食べながら今日の講演の事や日々の診療の事などを話してるとき(ああ~幸せだな~)と心から思いました。同じ方向を向いて頑張れるって素敵だなと。そしてこんなにおいしいご飯を食べられてとっても幸せ☆★←こっちが大きいかも(笑)