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歯医者さんは「検査好き」?~検査に関するあなたの疑問を解決

こんにちは!JR総武線東船橋駅南口ロータリー内にあるビバ歯科・矯正小児歯科の武林です。

 

さて先日10月27日に当院ホームページがリニューアルされました。

以前はブラウンがメインの落ち着いた色合いでしたが、今回はサーモンピンクを基調にした温かみのあるカラーです。ホームページを新しくするにあたりスタッフみんなで何色が良いかなど話し合いを重ねましたが、最終的には院長関本の推しである“サーモンピンク”になりました。私たちスタッフの中では「えっ!?院長ってピンク好きなの?(かわいすぎる…)」とヒソヒソしていましたが、よくよく院長の服装を見ているとズボンは“サーモンピンク”を履いていました。

 

(右のお写真、ズボンに注目!)

 

ところで色にはそれぞれがもたらす効果があるようです。有名なところでは以下でしょうか。

 

赤⇒「活動的」

青⇒「誠実」

緑⇒「優しさ」

 

そういえば、毎週のように行われる当院のインプラント手術の際にも緑色の敷物や青色の手術着を使用しています。

実は緑色や青色には上記で書いた優しさや誠実さの他にリラックス効果があるとも言われています。インプラント治療は事前の診査及び綿密な治療計画のもとおこなわれるため安全性は高いものです。しかしながら、いざ手術となると患者さんはもちろん術者である私たちも緊張を感じるものです。さらにオペともなれば切開を伴うため“血液”を見ざるを得ません。血液の赤色には興奮作用があります。そこで、緑色や青色を視界に入れることにより、術者はじめ患者さんの緊張を和らげ落ち着かせてあげるのです。しかも緑色には目の疲れを和らげる効果もあります。口腔内は本当にデリケートで細かい施術が必要とされるため目を酷使する歯科医師には必要不可欠かもしれませんね。この話を聞いて、幼少期に『遠くの緑をみると視力がよくなるよ』と言われ、よく青々とした木々を探したことを思い出しました。昨今ではスマートフォンの普及に加えコロナ禍によるオンライン会議などもあり、眼精疲労がたまっている人達も多いことかとおもいます。目の疲れを感じた時にはぜひ一度顔をあげて、遠くの緑を眺めてみるも良いかもしれませんね。

 

定期検診のご案内

気が付けば本日より11月ですね。2021年も残すところあと2ヶ月となりました。さて当ブログでも繰り返しお伝えしておりますように、ビバ歯科・矯正小児歯科では定期検診を控えている患者さん宛てに写真のようなハガキでご案内しております。ブログ冒頭で色の効果についてのお話をしましたが、11月のハガキは紅葉を感じさせるオレンジ色にしました。近々ご自宅に届く予定ですのでどうぞお楽しみにしてくださいね。

 

ところで、先日“歯の痛み”を訴えてご来院された患者さんより以下のようなご質問をいただきました。

『歯が痛いだけなのに、どうして歯ぐきのチェックもするのですか?』

私たちビバ歯科のスタッフにとってはごく当たり前のことですが、確かに痛くない箇所まで診られるのは患者さんにとって不思議ですよね。例えば、足をひねって整形外科にいったときに「では手もチェックしましょう」とはいわれないはずです。そこで本日は“なんで歯医者では痛みのない部位まで検査をするのか?”の疑問にお答えしたいと思います。

 

歯医者さんで検査が大切なわけ

「歯が痛い、被せ物が取れたなどの理由で歯医者さんに行っただけなのに、歯ぐきまでチェックされた」という方は多いと思います。一見遠回りに思われがちですが、実はこの歯ぐきのチェックというのは歯の治療に必要不可欠なのです。

例えば「歯が痛いと思っていたら歯ぐきが腫れ、膿が出た」などといった話を聞いたことはないでしょうか?このように歯の痛みと歯ぐきには切っても切れない密接な関係があるのです。また被せ物や詰め物についても脱離したものをただくっつければ終わりというわけにはいきません。これら被せ物や詰め物をしっかりと密着させるためには歯ぐきが引き締まった健康な状態でなければ再び脱離する原因となってしまうからです。

 

ちなみに歯ぐきの検査をすることでわかることは主に3つです。

 

①歯周病の進行具合

サイレントディジーズ(Silent Diseases:静かな病気)とも呼ばれ歯科業界では恐れられている歯周病ですが、初期においては痛みを伴う症状はほとんどありません。しかし健康的な歯ぐきであれば3ミリ以下の深さの歯周ポケットですが、歯周病になると深さが4ミリ以上と深くなります。すると自身の歯みがきだけでは十分なケアができず、ますます口腔内環境が悪化します。そして歯と歯ぐきの境目に細菌が溜まり続け、周辺歯肉に炎症を引き起こして歯ぐきから膿が出たり、口臭を発したりする原因となるのです。そして恐ろしいことに歯周病はここでもまだとまりません。さらに進行すると、いよいよ歯を支える土台である骨(歯槽骨)までも溶かしてしまうのです。この土台となる歯槽骨が溶けたらどうなると思いますか・・・?そうです。歯を支える土台がなくなってしまうのですから、歯がゆらゆらと動揺しはじめ、最終的に抜け落ちてしまうのです。

ちなみにこの歯周病は自然治癒をすることはありません。そのため、当院では必ず歯ぐきの状態をみて歯周病の有無、そして進行具合をチェックしています。

 

②歯ぐきの炎症有無

健康な歯ぐきであれば歯肉に腫れがなく、鮮やかなピンク色で引き締まっています。そして、ブラッシングや歯周ポケットの検査をしても出血はありません。それに対して炎症がある歯ぐきでは歯ぐきが腫れているため、歯周ポケットの検査をすると出血を起こしてしまいます。

歯ぐきの腫れというのはお子様からご高齢の方まで幅広い年代で起こる症状です。そのため歯ぐきが赤く腫れて歯みがきをしたときに出血してしまった、というご経験をした方もとても多いことでしょう。腫れや出血の原因は様々考えられ歯周病もその1つです。その他にストレスや疲れからくるアフタ性口内炎なども考えられますが、中には悪性腫瘍と呼ばれる歯肉にできる癌ということもありますので決して見逃せません。

 

 

③歯石の有無

歯石とは歯の周囲に溜まった細菌の集合体すなわち歯垢(プラーク)が硬くなり歯に付着したものです。歯垢の段階では乳白色のネバネバした柔らかい状態のため歯ブラシで擦り落とすことができますが、歯石になると歯ブラシでは落とすことができません。そのため歯科専用の器具をつかって除去していきます。特に歯ぐきの中、いわゆる歯周ポケット内に頑固な歯石がついていないかをみることも大切です。歯ぐきの中の歯石をそのまま放置してしまった場合その周囲に更に歯石や歯周病菌が付着し、歯周病を悪化させる原因となってしまうからです。

 

 

なんで周囲の歯も調べるの?

歯医者さんにいったら、「痛い歯の隣の歯まで調べられた」、「痛いのは1か所なのに全部の歯のレントゲンを撮られた」といった経験がある方もいらっしゃるかとおもいます。確かにこれも不思議ですよね。明らかに上の歯のココが痛いのに、なんでその隣や下の歯まで調べるんだろうと。まれに「点数稼ぎでは?」と言われたこともありますが、全く違います。歯医者さんでおこなう検査には全て意味があるのです。

 

一番わかりやすい例が“関連痛”です。これは実際の患部とは違う場所に痛みを感じる状態です。例えば、『右上5番目の歯が痛いと思っていたら、実際には右下6番目に大きなむし歯があった』などといった具合に歯科ではよく見られる症状です。なお関連痛については以前こちらのブログで詳しく紹介しておりますのでぜひご覧くださいね。

患者さんご自身から症状を伺うことはとても大切ですが、それに加えて必ずレントゲンで目視確認をして治療にあたっていきます。もし痛い歯だけに注目して他の歯のSOSに気が付けなかったら…それは『木を見て森を見ず』のような治療になり歯医者さん失格です。歯ぐきに埋まっている歯根部分はどんな名医でも肉眼ではみることはできませんからレントゲンはとても大切です。

 

いかがでしょうか。歯医者さんで色々なところを検査する大切さに気が付いていただけたことと思います。

レントゲンを撮ると多少の費用や時間も要しますが、将来の自分の歯、そして健康を守る為の自己投資です。ぜひ前向きに検査、そして定期検診をうけてくださいね。