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夏のマスク着用と口呼吸

こんにちは、スタッフの後藤です。

最近は雨が多いせいか気温の上昇も穏やかで、涼しい日が続いていますね。

私は暑い夏が嫌いではありませんが梅雨が明けたら40℃近い猛暑な日々が

やってくるのかと思うと…今からクラクラしそうです。

 

そんな暑い夏でもマスクが生活の必需品の今。

暑い日に長時間マスクを着用して動いていると息が苦しくなり熱中症が心配ですね。

特に小さなお子様は遊びに夢中になっているとマスクの息苦しさに気づきにくく、

水分補給も少なくなりがちなので注意が必要です。

さらにマスクをしていると無意識のうちに口で呼吸していることがあります。

自分自身も鼻呼吸で息をするのがシンドイ時には口呼吸になっている時があります。

鼻呼吸は口呼吸よりも多くの排気量が要るのですが、マスクで覆われていると

充分な空気を取り込むことができず口で息をしてしまうのかもしれませんが

本当はよくありません。

 

呼吸とは本来、鼻で吸って鼻で吐くものです。

空気を肺や身体中に送り込むという目的は同じでも、鼻から入った空気と

口から入った空気では別々のルート(気道と食道のこと)をたどり、

途中で合流して肺に届きます。

鼻から送り込まれた空気には鼻毛や粘膜がフィルターとなり、ウイルスや花粉、

埃、有毒な排気ガスなどが入りにくい構造をしていますが、口から送り込まれた

空気はのどからダイレクトに病原菌が入ってきます。

さらに口呼吸しているとお口の中や喉が乾燥して唾液の量が減っていきます。

唾液は天然の抗菌薬のような役割をしているので、乾燥すると口腔内を守る力が

弱まっていき、細菌がどんどん増えていきます。

結果的に、むし歯・歯周病・口臭・イビキ・リンパ腺の炎症・免疫力の低下など、

一見すると関連性がなさそうなところまで不調になることもあります。

要するに口呼吸はデメリットだらけです。

夏のマスク着用時には息苦しくならないよう、ハッカ油を水で希釈したもの

スプレーしたり(フジテレビで詳しく紹介されていましたのでリンクしました)、

小さな保冷剤を入れられるマスク(洋服の青山が抽選販売中)を活用してみたり。

冷感効果のある生地で作れらたマスクなどを活用してみても良いですね。

少しでも苦しくならないように工夫しながら過ごしていきたいですね。