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子どもにとってはじめての歯医者さん~お母さんお父さんにできること

こんにちは!

JR総武線東船橋駅南口ロータリー内にあるビバ歯科・矯正小児歯科の武林です。

 

歯科医院で働き始めて早半年、元々夜型で不規則な生活をしていましたが今は朝起きてニュースをみてから出勤する、というスタイルがだいぶ定着してきました。そしてニュースを見ていると、ここ2年近くは連日朝から晩まで新型コロナウイルスの話題で持ち切りといっても過言ではありません。とは言え、感染者数が少しずつ落ち着いてきており先日9月30日をもって緊急事態宣言が解除されましたね。ただ、だからと言ってすぐに以前のような生活に戻れるというわけではなく、段階的に、様子を見ながら、というのが実際のところかと思います。

ビバ歯科・矯正小児歯科では、コロナ感染対策の為、検温・換気・消毒・マスク着用など継続しておこなっていきます。

 

さて、日々のブログで歯科情報、とりわけ治療方法や疾患についてご紹介することが多いですが、本日は少し違った視点でブログを書きたいと思います。

 

 

ご家族そろっての通院

私たちビバ歯科・矯正小児歯科にはおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、そしてお子様とご家族三世代にわたってお通い頂いている患者さんも少なくありません。そしてお子様の中には『初めての歯医者さんがビバ歯科です』ということも多々あります。大人でさえ、歯医者と聞くとマイナスイメージを持たれることもあるため、生まれてはじめて未知の世界に足を踏み入れるお子様たちにとってはそれこそ心臓がバクバクすることだと思います。そして、そんなお子様方を連れてくる保護者の方々にとっては、こう感じていらっしゃる方も多くないでしょうか?

 

 

「うちの子、泣いたらどうしよう…」

「うちの子、ちゃんと口を開いてくれるかしら…」

 

 

いかがですか?

 

今日はそんなお母さん、お父さんへのメッセージをブログにしています。大切なお子様を歯医者さんに初めて連れて行くときに知っておいてほしいことをお伝えしています。これは歯医者さんだけに限らず、内科、皮膚科などに連れていくときにも通じるものがあると思います。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

 

〇歯医者にいく前

ウソはつかない

「何もされないからね」「痛くないよ」といったウソは言わないようにしましょう。

歯医者さんにいって「何もされない」ということはまずありません。治療用のユニット(椅子)に座り、お口をアーンと開けさせられ、器具をつかってお口の中をジロ~と見られます。もちろんむし歯などの治療が無ければ痛みは伴いませんが、「何もされない」というのはまずありえません。

もし保護者の方から言われたことと違うことが起これば、お子様は『だまされた』という気持ちになり、歯医者にも、保護者の方々にも“イヤな気持ち”を感じることになります。これは逆効果です。

 

 

脅さない

「〇〇したら、歯医者さんに連れていくからね!」というように、歯医者を脅し文句の1つにしないようにしましょう。歯医者に行くこと=お仕置きのようになると、お子様は【歯医者=悪いことをしたときに行くところ=怖い】 というようにマイナスイメージを持つことになります。

 

お子様の体調や機嫌が良いときに連れていく

大人でも体調が悪いときや機嫌が悪いときに、外出とりわけ歯医者にわざわざ行きたくないはずです。それはお子様も同じです。よって、お子様の機嫌が良いときを選んで歯医者にいきましょう。体調についても今はコロナ感染のリスクがありますし、歯科麻酔などにより更に体調が悪化する恐れもありますのでご注意ください。

 

歯と歯医者さんの大切さについてお話する

毎日美味しいご飯を食べるために、毎日楽しく会話をするために、“歯の健康がいかに大切か”をご家庭でお話ししましょう。そして、その歯の健康を守るためには毎日の歯ブラシの他に、“歯医者さん”というプロがいることも教えてあげてください。

 

 

〇歯医者に着いたら

保護者の方々もリラックスする

お母さん、お父さんがあまりピリピリしてしまうと、その緊張がお子様にも伝わってしまいます。するとお子様は一気に不安になり、「コワイ」という気持ちがでてきます。そのため、保護者のみなさんがまずはリラックス、いつも通りの笑顔で過ごしましょう。

※当院では待合室にお写真のような「歯の絵本」をご用意しております。親子でリラックスするためにぜひお手にとってご覧下さい。

 

 

ポジティブな声掛けをする

治療中に心配なあまり、「大丈夫?痛くない?」とお声掛けしたくなるお気持ちはすごくわかります。ただ、あまり連呼されると、頑張って耐えていたお子様方のお気持ちが緩んでしまい、泣き出してしまうこともあります。そのため、心配な気持ちは胸にとどめ、お子様の近くで、笑顔で見守ってあげましょう。そしてお声掛けの際には「お口大きく開けられてえらいね」、「歯がピカピカになってきてきれいだね」などポジティブな言葉をかけてあげましょう。

 

 

〇治療がおわったら

思い切り褒める

お子様の頑張りを思い切り褒めてあげましょう。ここで大切なことは具体的に褒めることです。例えば、「しっかりお口をおけられて偉かったね!」、「ブクブクうがいがとても上手だったね」など、“何が”偉かったのか、具体的に褒めてあげることです。それがお子様の安心、そして自信につながります。

※万が一、治療中に嫌がってしまったり、泣いてしまったりしたとしても、決して怒らず、褒めてあげましょう。

「歯医者さんに初めて来られたね、えらかったね」、「椅子に真っすぐ座れてえらかったね」など、何か1つでも良いのでできたことを認めてあげましょう。次の歯医者さんに行くときの励みとなります。

 

ご褒美におやつを

大人だって仕事終わりの“趣味”や“食事”を楽しみにしますよね!だからこそ歯医者さんでの治療を頑張ったお子様たちにもご褒美はいかがでしょうか?

当院ではキシリトール100%のガムやチョコレートを受付にて販売しております。いずれも砂糖不使用のためむし歯の原因になりません。でも甘味はたっぷりです☆ぜひ治療後のご褒美にいかがですか。特にガムは4つの味(アップルミント味、マスカット味、オレンジ味、クリアミント味)があるので、ご来院ごとに他の味をお試しになるお子様もいらっしゃいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🦷ちょっと小噺

とある歯科雑誌を読んでいたところ面白い記事を見かけましたのでご紹介しますね。それは動物園の動物たちの健康診断に関するお話でした。

現在の日本は超高齢社会ですが、動物園の動物たちも高齢化がすすんでいるため健康診断が欠かせないそうです。しかし、言葉が通じない上に、中には大型の肉食動物(クマやライオンなど)がいますから危険がありますよね。そこで、動物園では『健康診断の練習』をしているそうです。要は慣れさせるのですね!例えば体重計に乗ったり体温を測ったりできたら、りんごの欠片をあげるなどするそうです。これらを毎日繰り返すことで健康診断への恐怖心をなくし慣らしていくそうです。

どうですか?

これって先ほどお話した『歯医者さんでの治療後のご褒美』と同じですよね(笑)

 

その他に、アザラシの歯の治療に関するお話もありました。そのアザラシは下顎の牙が折れて、腫れて膿が出ており、薬を飲んで改善は見られたものの完治していないという状態だったそうです。どうやら、歯の神経が死んでしまい歯の根っこにバイ菌が溜まってしまったのが原因とのこと。これはヒトも同じですが、歯の根っこにあるバイ菌が血液によって体中に巡ってしまった場合、他の病気の原因にもなるのでとても怖いことなのです。当院のブログでも繰り返しお話していますが、「歯の健康は全身の健康と密接につながっている」ということですね。

このアザラシの場合、口を開ける訓練はしていたので後は、“歯の治療”の訓練だけが必要でした。そこで面白いのが歯の治療に向けた“練習方法”です。どんな練習をしたとおもいますか?実は、この動物園の場合、『つまようじを出し入れする』練習をしたのです。

歯の根っこの治療はヒトと同様に、歯の根っこの中を針のような器具できれいにお掃除し、薬をつめていきます。この治療につかう器具がつまようじに似ているのでこの練習方法を思いついたとのことでした。すごいアイディア、工夫ですよね!こうした練習の成果もありこのアザラシは無事に治療ができたとのことでした。少し根気が必要な練習ではありますが、私たちもお子様がリラックスして治療にこられるように日々試行錯誤していきたいとおもいます!