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80歳になっても自分の歯で食べたい!歯を失わないためにできる5つのこと

こんにちは。千葉県船橋市JR東船橋駅南口にあるビバ歯科・矯正小児歯科です。

敬老の日をきっかけに、「いつまでも自分の歯で食事を楽しむこと」について考えてみませんか?
年齢を重ねても、好きなものをおいしく食べ、家族や友人と楽しく食卓を囲むことは、毎日の生活を豊かにしてくれます。そのために欠かせないのが、健康な歯です。
歯は、食べ物をしっかり噛み砕くだけでなく、食事のおいしさを感じたり、会話を楽しんだりするためにも大切な役割を担っています。歯を失うと、食べられるものが限られたり、食事の楽しみが減ったりすることもあります。
「何歳になっても自分の歯で食べたい」そんな願いを叶えるためには、今から歯を大切にすることが大切です。
今回は、敬老の日をきっかけに、歯を失わないためにできることや、いつまでも食事を楽しむためにできることについてご紹介します。

日本人はどのくらい歯を失っている?

突然ですが、皆さんは80歳になった時、自分の歯は何本残っていると思いますか?
「年齢を重ねると、歯は自然に減っていくもの」と思っている方もいるかもしれません。しかし、現在は80歳になっても20本以上自分の歯を残している人が増えています。令和6年の歯科疾患実態調査では、80歳で20本以上の歯を残している「8020達成者」は約61.5%と推計されています。
では、歯をできるだけ多く残すためには、何が大切なのでしょうか?

実は歯を失う原因として最も多いのが「歯周病」です。「歯を失う原因」と聞くと「むし歯」を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし2018年の全国抜歯原因調査では、歯を失う原因第1位は歯周病(37%)、第2位はむし歯(29%)でした。
では、なぜ歯周病になると歯を失ってしまうのでしょうか?

歯を失う主な原因は「歯周病」と「むし歯」

歯を失う原因として特に多いのが「歯周病」と「むし歯」です。では、それぞれどのようにして歯を失うことに繋がるのでしょうか?

【歯周病】
歯と歯ぐきの境目にプラークが溜まる

歯ぐきに炎症が起こる

徐々に歯を支える骨が破壊される

歯がグラグラする

進行すると、抜歯が必要になることも

【むし歯】
歯に付着したプラークの中の細菌が酸を作る

酸によって歯の表面が少しずつ溶ける

むし歯が歯の内部へ進行する

歯の神経まで達すると、強い痛みが出ることも

重症化すると、抜歯が必要になることも

簡潔にいうと、むし歯は「歯そのもの」を壊し、歯周病は「歯を支える土台」を壊す病気です。
むし歯は、進行すると黒くなったり、痛みが出たりすることで「むし歯になっている」と気づきやすい一方、歯周病は初期には痛みなどの自覚症状がほとんどなく、気付かないうちに進行することがあります。
そのため、気付いた時には歯周病がかなり進行しているケースも少なくありません。
歯周病は年齢を重ねるほど発症・進行のリスクが高くなる傾向がありますが、適切なケアによって予防・管理することができます。

歯を失うことのリスク

歯を失うと、「噛めなくなる」ということだけでなく、毎日の食事や会話、生活の質にもさまざまな影響が生じます。
例えば、
・硬いものや繊維の多いものが噛みにくくなる
・食べやすいものばかりを選ぶようになり、食事が偏る
・前歯を失うことで、発音しにくくなることがある
・歯がない部分によっては見た目が気になることがある
特に注意したいのが、「食べられるものが少しずつ変わっていく」ことです。歯を失って噛みにくくなると、硬い肉や野菜などを避け、柔らかく食べやすいものを選ぶようになることがあります。
すると、食べるものの種類が偏り、さらに噛む機会が減ることで、噛む力や飲み込む力などの口腔機能にも影響する可能性があります。
つまり、歯を失うことは、単に「歯が1本なくなる」というだけではありません。食事を楽しむ力や、毎日の生活を支える「食べる力」にも関わってくるのです。

歯を残すことは「食べる力」を守ること

年齢を重ねると、歯の本数だけでなく、噛む・飲み込む・話すといった口の機能も少しずつ変化していきます。
その中で近年注目されているのが、「オーラルフレイル」です。
オーラルフレイルとは加齢などに伴って、お口の「噛む・飲み込む・話す」などの機能が少しずつ衰えていく状態です。
例えば、
「以前より固いものが食べにくくなった」
「食べこぼしが増えた」
「むせることが増えた」
「活舌が悪くなった気がする」
このような変化は、お口の機能が低下しているサインかもしれません。そして、歯の本数が減ることも、こうした口腔機能の低下につながる要因の1つです。

【歯を失うことで起こる「食べる力」の変化】
歯が減る

噛みにくいものを避ける

食べられるものが偏る

噛む機会が減り、噛む機能が低下する

「食べる力」そのものが低下する

このように考えると、歯を守ることは、単に歯を残すことだけが目的ではないということが分かります。好きなものを美味しく食べる、家族や友人と食事を楽しむ、いつまでも自分の口で食べる、そのためには、今ある歯をできるだけ長く健康に保つことが大切です。

「80歳で20本」を目指すだけではない

「80歳になっても、自分の歯を20本以上残そう」
そんな目標を掲げた「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存じでしょうか?
8020運動は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。では、なぜ「20本」なのでしょうか?
自分の歯が20本以上残っていると、さまざまな食べ物をしっかりと噛むことができ、食事を楽しみやすいと考えられているためです。

しかし、ここで大切なのは、「20本」という数字だけではありません。
たとえ20本以上の歯が残っていたとしても、むし歯や歯周病が進行していたり、歯が痛くて十分に噛めなかったりすれば、食事を楽しむことは難しくなります。また、歯の本数だけでなく、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能を維持することも、年齢を重ねて食事を楽しむためには大切です。
つまり、目指したいのは単に「80歳で20本の歯を残すこと」だけではありません。「できるだけ多くの歯を、健康な状態で残し、自分の口でしっかり食べられること」が大切なのです。

「本数」だけでなく、「健康」と「機能」も大切です。【歯の本数+歯の健康+口腔機能】この3つがそろってこそ、「自分の口で食べる力」に繋がります。8020運動を一つの目標として、80歳になってから慌てるのではなく、今ある歯をできるだけ健康に保つことを意識していきましょう。
そして、何歳になっても好きなものを美味しく食べられるように、毎日の歯磨きや定期的な歯科検診で、お口の健康を守っていきましょう。

歯を失わないためにできる5つのこと

ここまで、歯を失う原因や、歯を失うことによる「食べる力」への影響についてご紹介しました。では、将来も自分の歯で食事を楽しむためには、今からどのようなことを意識すればよいのでしょうか?
特別なことをする必要はありません。大切なのは、毎日のケアを丁寧に行い、定期的にお口の状態を確認することです。ここでは、歯をできるだけ長く健康に保つためにできる5つのポイントをご紹介します。

毎日の歯磨きを丁寧に

歯を守るための基本は、毎日の歯磨きです。ただし、「毎日歯を磨いているから大丈夫」というわけではありません。大切なのは、磨き残しをできるだけ減らすことです。
特に、
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の噛み合わせの部分
・歯の裏側
・歯と歯の間
・一番奥の歯
などは、歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい場所です。歯磨きをするときは、ただ回数をこなすのではなく、汚れが溜まりやすい場所を意識して磨くことが大切です。また、力を入れすぎると歯ぐきを傷つけることもあるため、歯ブラシを強く押し付けず、細かく動かして丁寧に磨きましょう。

歯ブラシだけでなく「歯間ケア」も

「毎日歯磨きしているのに、歯ぐきから血が出る」「歯と歯の間に食べ物が挟まる」という方は、歯ブラシだけでは十分に汚れを落とせていないかもしれません。実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に落とすことは難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使ったケアも重要です。
・デンタルフロス:歯と歯の間の隙間が比較的狭い隙間に向いています。
・歯間ブラシ:歯と歯の間の隙間がある場合や、歯ぐきが下がっている部分などに適しています。
ただし、お口の状態によって適したサイズや道具は異なります。「自分にはフロスと歯間ブラシのどちらが合っているの?」という場合は、歯科医院で相談してみましょう。

定期的に歯科検診を受ける

歯を長く残すためには、「痛くなってから歯医者に行く」のではなく、痛みがなくても定期的にお口の状態をチェックすることが大切です。
定期検診では、むし歯や歯周病の有無だけでなく、歯ぐきの状態や磨き残しなども確認します。また、自分では落としきれない歯石や汚れを、歯科医院でクリーニングしてもらうこともできます。むし歯や歯周病は、早い段階で見つけることができれば、必要な治療やケアに繋げやすくなります。「何も症状がないから行かなくていい」ではなく、「何も症状がないうちにチェックする」これが、歯を長く守るための大切なポイントです。

歯周病を放置しない

特に注意したいのが、歯周病のサインを見逃さないことです。歯周病は、初期には痛みなどの自覚症状が少ないまま進行することがあります。そのため、
・歯ぐきから血が出る
・歯ぐきが赤く腫れている
・歯ぐきが下がってきた
・歯が以前より動くようになった
・口臭が気になるようになった
・歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった
といった変化があれば、「年齢のせいかな?」とそのままにせず、一度歯科医院で確認してもらいましょう。
「少し血が出るだけ」「年齢を重ねれば歯ぐきが下がるのは普通」と考えて放置してしまうと、知らないうちに歯周病が進行している可能性があります。早めに気付いて対処することが、歯を守ることに繋がります。

「歯が痛くないから大丈夫」と思わない

最後に、ぜひ覚えておいてほしいのが、「痛くない=問題がない」ではないということです。むし歯では痛みが出ることで異常に気付くことがありますが、歯周病は痛みなどの自覚症状が少ないまま進行することがあります。
「痛くないから歯医者に行かなくても大丈夫」と思っているうちに、歯を支える骨が少しずつ失われていることもあります。だからこそ、症状が出てから治療するのではなく、症状がないときからお口の状態を確認することが大切です。

最後に

歯を守るために、出来ることから始めましょう。
歯を長く残すために特別なことをする必要はありません。

➀毎日の歯磨きを丁寧にする
②歯間ケアを取り入れる
③定期的に歯科検診を受ける
④歯周病のサインを放置しない
⑤「痛くないから大丈夫」と思わない

この5つを意識することから始めてみましょう。
80歳になっても20本以上の歯を残す「8020」は大切な目標の1つです。しかし、本当に大切なのは歯の本数だけではありません。できるだけ多くの歯を健康な状態で残し、自分の口でしっかり噛んでいつまでも食事を楽しめること。それが、これからの人生を豊かにする「食べる力」に繋がります。
敬老の日をきっかけに、ご自身やご家族のお口の健康について考えてみてはいかがでしょうか?

他にもブログで取り上げてほしい内容や、お口のことで気になることがありましたら、いつでもビバ歯科・矯正小児歯科にお気軽にご相談ください。

お問合せ・ご予約はこちらから。

監修者情報

所属団体

  • ⽇本⼝腔インプラント学会 専⾨医・専修医
  • ⽇本顎咬合学会 認定医
  • 厚⽣省認可⽇本⻭科先端技術研究会 認定医
  • RAMPA Therapy 認定⻭科医師
  • ⽇本⽼年⻭科医学会 会員
  • 国際⻭周内科学研究会 会員
  • 千葉県保険医協会市川・浦安⽀部 副⽀部⻑
  • 千葉県保険医協会 ⼝腔プロジェクト委員
  • ⽇本床矯正研究会 会員
  • ⽇本⼩児矯正研究会 会員

ビバ歯科・矯正歯科 院長

Hirotaka Sekimoto

略歴

  • 1982年

    明海大学歯学部卒業
    明海大学PDI歯科臨床研修所入所

  • 1985年

    明海大学PDI歯科臨床研究所研修課程終了
    開業医勤務

  • 1991年

    ビバ・ファミリー歯科開設

  • 2000~2003年

    市川市在宅寝たきり老人等歯科診療特別委員会委員長
    市川市歯科医師会歯科介護支援センター運営委員長

  • 2003~2006年

    市川市歯科医師会学術担当理事
    千葉県歯科医師会生涯研修委員会委員

  • 2011年~

    市川市歯科医師会会計担当理事

  • 2017年~

    市川市歯科医師会監事

所属団体

  • ⽇本⼝腔インプラント学会 専⾨医・専修医
  • ⽇本顎咬合学会 認定医
  • 厚⽣省認可⽇本⻭科先端技術研究会 認定医
  • RAMPA Therapy 認定⻭科医師
  • ⽇本⽼年⻭科医学会 会員
  • 国際⻭周内科学研究会 会員
  • 千葉県保険医協会市川・浦安⽀部 副⽀部⻑
  • 千葉県保険医協会 ⼝腔プロジェクト委員
  • ⽇本床矯正研究会 会員
  • ⽇本⼩児矯正研究会 会員

院長の今までとこれから

文学少年から歯科医へ転身

学生時代は三島由紀夫に夢中で、小説家を目指していたことも。父の一言をきっかけに歯科医の道へ進みました。

歯科医は情熱を注げる仕事

仕事が生活の中心。常に学び続け、より良い医療の提供を目指しています。

今後の展望

予防や噛み合わせに加え、呼吸の問題にも対応できる歯科医院を目指します。

当院は予約制に
なっております

当院は予約制です。ご来院の前に必ず電話かWEB予約をお願いいたします。
※特に夕方5時以降や土曜日のお約束は大変混み合っており、直近のお日にちでは予約が取りづらい場合がございます。
なるべく余裕をもってご連絡下さい。

お問い合わせ
047-421-0118

※電話番号タップで発信します。

※お電話は診療時間内でのご対応となります。

月~金 9:00~12:30(11:30)/14:00~18:00(17:30)

 9:00~12:30(11:30)/14:00~18:00(17:00)
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