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舌の色で健康状態が分かる?正常な舌の色・異常な色の原因と対処法を解説

こんにちは。千葉県船橋市JR東船橋駅南口にあるビバ歯科・矯正小児歯科です。

皆さんは歯磨きをするときに「舌」をじっくり見たことがありますか?
歯や歯ぐきは毎日チェックしていても、舌の状態まで気にしている方は意外と少ないかもしれません。
しかし、舌は古くから「健康のバロメーター」といわれるほど、体の状態を映し出す大切な器官です。
実際に歯科医院でも、「舌が白くなっているけど大丈夫ですか?」「最近、舌が赤くヒリヒリします。」「舌が紫色っぽく見えるのですが病気でしょうか?」といったご相談を受けることがあります。
もちろん、舌の色だけで病気を診断することはできません。しかし、
・栄養不足
・口腔内の環境悪化
・唾液の減少
・細菌や真菌(カビ)の増殖
・血流障害
・全身の病気
などが舌の色として現れることがあります。

つまり、舌は「口の中の健康」だけではなく、「全身の健康状態」を知るための重要なサインでもあるのです。
この記事では、
・健康な舌はどんな色なのか
・色が変わる原因
・30秒で出来るチェックポイント
について、歯科の観点からわかりやすく解説します。

健康な舌とはどんな状態?

まずは正常な舌を知ることが大切です。健康な舌には次のような特徴があります。

色は淡いピンク色

健康な舌は、淡いピンク色をしています。濃い赤色でもなく、真っ白でもありません。舌には多くの毛細血管があるため、適度に血液が流れていることで自然なピンク色になります。
毎日見ていると気付きにくいですが、鏡で見るとほんのりピンク色をしているのが正常です。

適度な潤いがある

健康な舌は、唾液によってしっとりと潤っています。
唾液には、
・細菌を洗い流す
・むし歯や歯周病を予防する
・食べ物を飲み込みやすくする
・味覚を正常に保つ
など、多くの役割があります。

口が乾いていると、舌苔が増えたり、細菌が繁殖しやすくなったりするため、舌の色にも影響が出ます。

薄く白い舌苔(ぜったい)が付いている

「舌が白い=異常」と思われる方は多いのですが、実はそうではありません。健康な人でも、舌には薄く白い舌苔が付いています。
舌苔とは、剥がれ落ちた細胞、唾液中のたんぱく質、細菌、食べ物のカスなどが混ざったものです。
これは新陳代謝によって自然にできるものなので、少量であれば正常です。逆に、まったく舌苔がない場合は、舌乳頭が委縮している可能性があります。

表面のブツブツ(舌乳頭)が均一

舌の表面には小さなブツブツがあります。これは「舌乳頭(ぜつにゅうとう)」という正常な組織です。舌乳頭には、
・味を感じる
・食べ物を動かす
・飲み込みやすくする
といった重要な役割があります。健康な舌では、この舌乳頭が均一に並び、適度な高さを保っています。

左右対称で腫れやしこりがない

健康な舌は左右のバランスが良く、しこりや潰瘍、腫れがありません。鏡を見る際には、
・左右差はないか
・傷はないか
・白い斑点はないか
・赤い部分はないか
も一緒に確認すると、小さな異変に気付きやすくなります。

なぜ舌の色は変わるの?

舌の色は、さまざまな要因によって変化します。主な原因次の4つです。

血液の流れ

舌には多くの毛細血管があります。そのため、血流が良い、血液中の酸素が十分ある状態では健康的なピンク色になります。一方で、貧血、血流障害、心疾患、呼吸器疾患などでは、舌が白っぽくなったり紫色になったりすることがあります。つまり、舌の色は血液の状態を反映しやすいのです。

舌苔の量

舌の色が変わる原因として最も多いのが、「舌苔」です。舌苔が厚くなると、白、黄、茶、黒などに見えることがあります。これは舌そのものの色ではなく、表面に付着した舌苔の色です。舌苔が増える原因には、
・口呼吸
・水分不足
・唾液の減少
・歯磨き不足
・発熱
・ストレス
・加齢
などが挙げられます。特に高齢になると唾液量が減少しやすく、舌苔が厚くなる傾向があります。

舌そのものの炎症

舌の粘膜に炎症が起きると、赤く腫れたり、ヒリヒリしたりします。原因としては、
・ビタミンB不足
・鉄欠乏
・アレルギー
・入れ歯や詰め物による刺激
・熱い食べものによるやけど
・感染症
などがあります。炎症が強いと食事の際にしみたり、味覚が変化したりすることもあります。

全身の健康状態

舌は「全身の健康状態」を反映する器官でもあります。例えば、
・糖尿病では口腔カンジダ症になりやすい
・貧血では舌が白っぽくなる
・ビタミン不足では真っ赤な舌になる
・心臓や肺の病気では紫色になることがある
このように口の中だけではなく、全身の病気が舌に現れることも少なくありません。そのため、舌の色の変化が長く続く場合は、「疲れているだけ」と自己判断せず、歯科医院や医療機関に相談することが大切です。

毎日30秒の「舌チェック」を習慣に

舌の異常は、早く気づけば早く対処できるケースが多くあります。歯磨きのついでに鏡で30秒ほど舌を観察するだけでも、変化に気付きやすくなります。チェックするポイントは次の5つです。
・色は淡いピンク色か
・白い舌苔が厚くなっていないか
・傷やしこりはないか
・左右差はないか
・痛みやヒリヒリ感はないか
日々の小さな変化に気づくことが、口腔の健康だけではなく、全身の健康を守る第一歩になります。

次回は「舌が白い・赤いのはなぜ?原因と対処法」について詳しく解説していきます。

他にもブログで取り上げてほしい内容や、お口のことで気になることがありましたら、いつでもビバ歯科・矯正小児歯科にお気軽にご相談ください。

お問合せ・ご予約はこちらから。

監修者情報

所属団体

  • ⽇本⼝腔インプラント学会 専⾨医・専修医
  • ⽇本顎咬合学会 認定医
  • 厚⽣省認可⽇本⻭科先端技術研究会 認定医
  • RAMPA Therapy 認定⻭科医師
  • ⽇本⽼年⻭科医学会 会員
  • 国際⻭周内科学研究会 会員
  • 千葉県保険医協会市川・浦安⽀部 副⽀部⻑
  • 千葉県保険医協会 ⼝腔プロジェクト委員
  • ⽇本床矯正研究会 会員
  • ⽇本⼩児矯正研究会 会員

ビバ歯科・矯正歯科 院長

Hirotaka Sekimoto

略歴

  • 1982年

    明海大学歯学部卒業
    明海大学PDI歯科臨床研修所入所

  • 1985年

    明海大学PDI歯科臨床研究所研修課程終了
    開業医勤務

  • 1991年

    ビバ・ファミリー歯科開設

  • 2000~2003年

    市川市在宅寝たきり老人等歯科診療特別委員会委員長
    市川市歯科医師会歯科介護支援センター運営委員長

  • 2003~2006年

    市川市歯科医師会学術担当理事
    千葉県歯科医師会生涯研修委員会委員

  • 2011年~

    市川市歯科医師会会計担当理事

  • 2017年~

    市川市歯科医師会監事

所属団体

  • ⽇本⼝腔インプラント学会 専⾨医・専修医
  • ⽇本顎咬合学会 認定医
  • 厚⽣省認可⽇本⻭科先端技術研究会 認定医
  • RAMPA Therapy 認定⻭科医師
  • ⽇本⽼年⻭科医学会 会員
  • 国際⻭周内科学研究会 会員
  • 千葉県保険医協会市川・浦安⽀部 副⽀部⻑
  • 千葉県保険医協会 ⼝腔プロジェクト委員
  • ⽇本床矯正研究会 会員
  • ⽇本⼩児矯正研究会 会員

院長の今までとこれから

文学少年から歯科医へ転身

学生時代は三島由紀夫に夢中で、小説家を目指していたことも。父の一言をきっかけに歯科医の道へ進みました。

歯科医は情熱を注げる仕事

仕事が生活の中心。常に学び続け、より良い医療の提供を目指しています。

今後の展望

予防や噛み合わせに加え、呼吸の問題にも対応できる歯科医院を目指します。

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